世界中の都市の犯罪指数が定期的に更新され公開されています。
このリストを眺めていると様々なことが思いめぐらされてきます。
犯罪指数の定義はともかくとして日本が海外からの観光客に人気がある大きな理由の一つは、日本は治安が良く安全であるということ。
海外に出張したり旅行すると日本がいかに安全で治安が行き届いた国であるかを改めて感じることができます。
中国の都市は今でこそ治安がいいようですが、逆に至る所監視されているようで却って息苦しさを感じるのではないでしょうか。
「悪いこともできないような国」が決して住み良い国とも言えませんね。
このリストによれば世界で一番治安が悪く危険な都市は現時点ではベネズエラのカラカスとなっています。
長年にわたるアメリカの経済制裁による経済の破綻が原因なのでしょうか。
次は南アフリカの都市がいくつか並んでいます。
ブラジルと南アフリカに危険な都市が多いことは様々なことを連想させます。
アメリカに中南米からの入国希望者や密入獄者が殺到するというのもアメリカが豊かで希望に満ちていて安全な国だからというよりは中南米の国々の多くが麻薬マフィアが支配していて、マフィアの仲間入りするか殺されるかの選択肢しかないので逃げ出すというのが実態なのではないでしょうか。
そのアメリカだって決して治安がいいとも言えず、世界一貧富の差が激しい格差社会で移民が集まるような地域は結局マフィアやギャングが支配しているわけで、母国にとどまるよりはいくらかマシという程度のものでしかないでしょう。
アメリカは南部や中部のラストベルトの都市が軒並み治安がよろしくありません。
経済的な荒廃が進み失業者が多いということなのでしょう。
ドラッグと銃と人種差別が支配する格差社会では平和と安全はむしろ邪魔なのかもしれません。
アメリカはあらゆることが二極分化していてこれらの都市も金持ちが住むエリアは強力にガードされており治安もいいけど、アフリカ系や貧民層が住むエリアは言わば無法地帯。ケーサツだって危なくて逃げだすような地域が広がっています。
それに比べロシアや東欧諸国の都市は殆どリスト上位には入っていません。
モスクワが226位でロシアでは最大の犯罪都市ということになります。
アジアや東欧や北欧の国の都市も同様です。
日本の都市では大阪市が246位にリストアップされていますが日本で一番治安の悪い都市ということになります。
東京は309位となっています。
夜の歌舞伎町は怖いようですが何れにしてもどんな都市にも危険な地域は必ず存在し、夜は特に近づかない方がいいようです。
但し、上位にランクされている都市ほど昼夜関係なく危険で地域も広範囲だということなのでしょう。
世界中に都市が存在する中でどうして治安の悪い都市が生まれるのでしょうか?
ChatGPTに聞いてみました。
質問
世界には犯罪が多く治安が悪い都市が数多く存在します。これらの都市が何故治安が悪いのか具体的な例を挙げて説明してください
ChatGPTの回答
治安が悪い都市の原因は複雑で、さまざまな要因が影響しています。以下にいくつかの具体的な例を挙げてみます:
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社会経済的要因:経済的に不均衡な地域や貧困層が多い地域では、犯罪率が高くなる傾向があります。貧困や失業率の増加は、犯罪の誘因となります。このような地域では、犯罪を生計手段と見なす人々が増え、犯罪が横行することがあります。
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治安組織の不足:ある地域で治安維持に関する組織や警察の能力が不足している場合、犯罪が蔓延する可能性が高まります。人口密度が高い都市や地理的に複雑な地域では、犯罪に対する警察の対応が困難になることがあります。
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規制や法執行の不備:法執行機関が不正行為や汚職に関与していたり、法の執行が不公平であったりすると、犯罪が増加する可能性があります。また、法の適用が不十分であったり、犯罪者が罰せられることを恐れない場合も、犯罪が増える要因になります。
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社会的不安定:政治的な不安定や社会的な不満が高まると、治安が悪化することがあります。政治的な混乱や不正義への不満が高まると、暴動やテロ行為などが起こる可能性があります。
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麻薬取引や組織犯罪:麻薬取引や組織犯罪が根強い地域では、治安が悪化することがあります。麻薬取引や組織犯罪は、暴力や脅迫を伴うことがあり、その影響で地域全体の治安が悪化することがあります。
これらは一般的な要因ですが、実際には地域ごとに状況が異なります。治安が悪い都市の背後にはさまざまな要因が絡み合っていることがあります。
なるほど納得しました。