ワクチンの効果 | 狭山与太郎のどですかでん

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新型コロナのワクチンも4月からは有料化されることになりました。

令和6年(2024年)4月以降の新型コロナワクチンの接種は有料となるのですか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

周りの様子を見ていると特にお年寄りの方は有料化されても引き続き打ち続ける人が多いような感じがします。

mRNAワクチンは従来の生ワクチンに比べ桁違いに副反応による死亡や後遺障害が多いなんてことは知る由もなさそうです。

 

今回の新型コロナウイルスやmRNAワクチンに関して世界中の論文やデータから得られた様々な情報を発信し続けている「In Deep」というサイトに、今までのワクチンが天然痘やはしかなどの根絶にどれほど寄与したかという記事がデータ付きで解説されています。

 

何れもかなり長文ですのでざっとまとめてみることにしました。

 

結論から先に書きますと歴史上の様々な流行病はワクチンの普及によって収束根絶されたわけではなくウイルスや細菌自体の変化によるところが大きいとのことです。

 

まずは2016年の記事です。

開き続けるパンドラの箱:アメリカ国立感染症研究所の感染症マップが示す、この30年間が「異常な病気の出現の時代」であったこと。そして、人類とウイルスの「歴史」が同一に見えること - In Deep

 

この約30年間で新たな感染症が爆発的に増えています。

(この記事から既に8年経っています)

1984年にエイズが世界的に流行して以来、年に1つないしは2つの新しい感染症疾患が発生しています。

この約30年間で新たに出現した感染症

サイクロスポーラ( Cyclosporiasis / 原虫による感染症)
ハンタウイルス肺症候群( Hantavirus pulmonary syndrome )
腸管出血性大腸菌O104 ( E.coli O104 H4 )
腸管出血性大腸菌O157 ( E.coli O157 H4 )
C型肝炎ウイルス( Hepatits C )
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病( vC JD )
ライム病( Lyme disease )
ラッサ熱( Lassa fever )
重症急性呼吸器症候群( SARS )
中東呼吸器症候群( MERS )
重症熱性血小板減少症候群ウイルス( SFTSV bunya virus )
変異型インフルエンザA型 H3N2v
インフルエンザA 2009 H1N1
鳥インフルエンザA H7N9
鳥インフルエンザA H5N1亜型
ニパウイルス感染症( Nipah virus )
ヘンドラウイルス( Hendra virus )
エンテロウイルス( Entero virus 71 )

かつて流行し、再び流行が発生した感染症

ペスト
コレラ
エボラ出血熱
マールブルグ出血熱
黄熱病
サル痘( Human monkeypox )
デング熱
リフトバレー熱
耐性菌マラリア
など

リオデジャネイロオリンピックの時はジカ熱が流行しました

最近流行している溶連菌というのもありますね。

しかし、多くの感染症は一時期大騒ぎになりますが、その殆どがいつのまにか収束しています。

しかしまた新たな感染症が次々と生まれては消えていくという現象が続いています。

 

WHO は自らの最大の功績として「天然痘などいくつかの感染症の根絶に成功した」と宣言しています。

確かに1960年代に始まった WHO の天然痘根絶プログラムは大変に効果があったことがわかります。

 

 

しかし、実はワクチン接種が始まる以前の 17年間で、世界の天然痘の患者数が「ほぼ半減」しています。

天然痘ワクチンは 1700年代の終わりに開発され、ヨーロッパ諸国は、その天然痘ワクチンの予防接種をいち早く開始しています。
スウェーデンでは1801年に接種が開始され、1816年からは予防接種が義務化されました。

以下は、1774年から 1899年までのスウェーデンの人口 1000人あたりでの天然痘の死者数の推移です。

 

 

イングランドでは、1853年から天然痘の予防接種が義務化されました。

ヨーロッパでもオーストリアとベルギーは天然痘の予防接種を一度も義務化していません。

この二国の状態はどうだったのでしょうか?

 

 

オーストリアもベルギーもワクチンによる予防接種を義務化したイングランドとほぼ同じように1800年代の終わりには流行が終息しています。

因みに日本でも同じような現象がみられます。

このようにワクチンとは関係なくウイルスの流行はどの国も同じように終息に向かっていることがわかります。

 

WHOが制圧に成功したと主張する麻疹(はしか)についてはどうでしょうか。

欧州で最も古いデータが残っているイングランドでは麻疹のワクチン接種の義務化が始まった 1968年には、すでに流行はほぼ終息していました

 

 

アメリカでは、1963年に麻疹の予防接種が義務化されました。

アメリカの麻疹の死亡率の推移(1900 - 1984年)

 

イングランドでは百日咳の記録も残っています

 

これも予防接種が始まる頃にはすでに収束していたことが分かります。

 

ジフテリアはどうでしょうか?

イングランドでは、1920年から限定的にジフテリアのワクチン接種が始まり、1920年代後半に全国的に義務づけられます。

アメリカで全国的なジフテリアの予防接種が始まったのは 1940年代後半で、イングランドとは 20年間ほどの差があるのですがグラフで見ると殆ど差は無く、はほぼ重なってしまいます。

 

アメリカとイングランドのジフテリアの死亡率の推移(1901 - 1964年)

 

このブログ主は結論として

ほとんどの感染症のワクチン接種が開始されたのは、それぞれの流行の終息期であり、すでに死亡率が0パーセントに近づいていた時期に接種が開始されていますが、たとえば、天然痘や麻疹や百日咳などは、接種開始後に「ゼロに近い数値が、ほぼゼロになった」ことが見てとれますので、少し致死や重症化を防ぐ効果はありそうです。」と述べています。

そうして

歴史上、いかなるワクチンにも感染の流行を食い止める力はなかった」と結論付けています。

 

結局新型コロナもウイルス自体が変異して弱体化し収束するのを待つしかなかったと言えるのかもしれません。

あまりにも拙速に新型ワクチンを採用したがための弊害の方が却って大きくなってしまい、各国がその対応に苦慮しているのが実態ではないでしょうか。

 

今から約150年前

1871年7月15日の英国の医学専門誌「ランセット」の記事には

 

「天然痘による死亡状況が激しくなっている。過去 1年間にイングランドとウェールズで 10,000人以上の命が犠牲となった。ロンドンだけでも、それ以来 5,641人が死亡している。

ロンドンの天然痘病院の 9,392人の患者のうち、6,854人以上がワクチン接種を受けていた。つまり、73%近くの天然痘患者が、天然痘ワクチン接種済みだった。死亡率は 17.5%だった。

今年イギリス全体で、12万2000人以上のワクチン接種を受けた人たちが天然痘に感染している。これは憂慮すべき事態といえる。この重要な問題についてはっきりとする必要があるだろう。」

と書かれています。

150年前からすでにワクチンの効果が疑問視されていたのです。

 

現在日本では数多くのワクチン接種がなかば義務化されています。全てのワクチンが効果がないというわけではありませんが、そろそろ個々のワクチンについて見直す時期が来ているのではないでしょうか。

特に副作用が多いものについてはマストだと思うのですが、厚労省の体質を考えるとワクチンが今後増えることがあっても減ることは全くなさそうですね。

 

参考

日本における定期接種

・Hib ワクチン (細菌性髄膜炎、喉頭蓋炎等)
・小児用肺炎球菌ワクチン (細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎等)
・B型肝炎ワクチン (B型肝炎)
・ロタウイルスワクチン (感染性胃腸炎)
・4種混合ワクチン (ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)
・BCG (結核)
・MR(麻しん風しん混合)ワクチン (麻疹、風しん)
・水痘ワクチン (みずぼうそう)
・日本脳炎ワクチン (日本脳炎)
・HPVワクチン (HPV感染症 / 子宮頸がん等)