騙す者と騙される者 | 狭山与太郎のどですかでん

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真実のあくなき追究。
全てのマインドコントロールから日本の皆さんを目覚めさせ、解放します

先日、ニュースでイスラエル軍の広報官がガザの病院を占拠した際に発見した「ハマスが病院を拠点にしている証拠」らしき映像を放送していました。

その中で壁に張ってあった紙に書かれたアラビア語の文字を指さして「これは人質を見張るハマスの戦闘員のシフト表だ。名前が書いてある」と主張しています。

日本のいくつかのニュース番組はこの映像で主張されていることが事実かどうかも検証せずにそのまま放送していました。

ところが「報道ステーション」はそこに書かれていたのは、人名ではなく、ただの曜日であったことを指摘しました。

こんなことはちょっとでもその気になればすぐに調べられることです。

報ステが痛烈ツッコミ、お粗末すぎるイスラエル軍の主張-自民・佐藤議員も引用、批判相次ぐ(志葉玲) - エキスパート - Yahoo!ニュース

ということは、この番組を見ていない人はイスラエルの広報官の嘘をそのまま信じているということです。

そうして、こともあろうにこのイスラエル軍の「証拠映像」を、参議院議員で自民党国防議連事務局長の佐藤政久氏が自身の旧ツイッター(X)で引用し「昨日のプライムニュース*でも指摘したが、これからガザ地区の病院や難民キャンプ施設等でハマスが軍事利用している映像や証拠がドンドン出てくるだろう」とコメントした。

というのですからもう呆れるというよりひきつって笑うしかありません。

この程度の人たちに日本の国防や安全保障を任せて一体大丈夫なんでしょうか?。

 

このイスラエルのプロパガンダ映像には置き去りにされたハマスのカラシニコフ銃が多数写っていましたが、全く何の根拠もないもので、いかにも古臭いどこかからかき集めたような銃ばかりで昨夜の「報道1930」ではさすがに中谷元防衛大臣も全く信用できないとコメントしていました。

そもそもイスラエルがハマスの司令部があると主張するシファ病院も何の根拠もないとこの記事に記載されています。

 

佐藤議員はじめテレビのコメンテーターたちは基本的に殆どが親米というよりは隷米。欧米イスラエルのスポークスマンです。

従って今までイスラエルという国がどれだけ嘘をついてきたかということすら全く知らないしりたくない、つまりアメリカやイスラエルの発表することを鵜呑みにしているというおめでたい連中なのです。

ウクライナ戦争でも未だにウクライナの虚偽発表をそのまま垂れ流しているような連中なのです。

世の中騙される人がいるから騙す人がいる」という教訓を絵で描いたような話です。

 

そもそもイスラエルはパレスチナの土地にはほとんど人が住んでいないという嘘の上に建国されました。

イスラエルが中東唯一の民主主義国家だというのも法の支配と人権を尊重するという国であるというのも嘘です。

ウクライナが自由で民主主義の国だと喧伝していたのと同類の嘘っぱちです。

イスラエル軍がハマスの攻撃が実際にあると思っていなかったという嘘。

ハマスの攻撃によってイスラエル市民1400人が虐殺されたというのもウソ。(実際には大半が軍人や警察。しかもイスラエル軍に攻撃された人もかなり含まれる。そもそも1400という数字も怪しい))

ハマスによって女性がレイプされ車で引き回されたというのもウソでした。

子どもたち40人の首が切り落とされたというのもウソ。

バイデンまでが騙されて信じていました。

ハマスが病院や学校に立て籠もっているというのもウソ。

どう控えめに見てもイスラエルの言うことは何から何まで殆どが嘘のようです。

 

イスラエルはガザのアル・アハリ・アラブ・キリスト教病院で推定500人の民間人を殺害したのはパレスチナのイスラム戦線のロケット弾の誤爆だと主張していました。

しかし、被害の状況から見ると明らかにイスラエルのヘルファイヤーミサイルによるものだと専門家は言います。

ハマスやイスラム聖戦の兵器庫にはこのように、巨大な爆発力を有するものは何もありません。

もしハマスやパレスチナ・イスラム聖戦(PIJ)がこの種のミサイルを保有していたら、イスラエルの巨大な建物は数百人の死者を出して瓦礫と化すでしょう。

 

アル・アハリ病院関係者らによると、イスラエル軍は10月17日の攻撃に至るまでの数日間、弾頭のない「屋根ノック」ロケット弾を病院に投下しました。

これは建物から避難するようイスラエルが発したいつもの警告でした

そうして警告に従って駐車場に避難していたその駐車場にめがけてミサイル攻撃をしたのです。

病院への攻撃後、ネタニヤフ首相の「デジタル側近」であるハナンヤ・ナフタリ氏は、X(旧ツイッター)に「イスラエル空軍がガザの病院内にあるハマスのテロリスト基地を攻撃した」と投稿しましたが投稿はすぐに削除されました。

イスラエルの広報官らは、パレスチナのロケット弾には爆発力がほとんどないことを承知しており、つじつまが合わないためにハマスが病院の駐車場の下に弾薬を保管しておりこれが爆発したと主張しました。

しかし、これが本当であれば、二次爆発が起こることになりますが映像からはこのようなことはありませんでした。

そしてこの筋にも無理があるとみるや今度はハマスの戦闘員2人が病院へのミサイル攻撃について話し合っているとされる録音を公開したのです。

そもそもこんな通話まで傍受しているのにハマスの10月7日の攻撃を何故事前に探知できなかったという疑念が多数指摘され結局うやむやにされています。

 

イスラエルの常習的で厚かましい嘘はイスラエル軍、イスラエルの政治家、イスラエルのメディアから反射的に瞬時に世界中のネットワークによって伝わります。

それらはイスラエルの潤沢なプロパガンダ機関によって増幅され、国際報道機関で陰険な誠実さで繰り返されるのです。

イスラエルは、専制政権の特徴である驚くべき嘘をつき続けています。

そして殆どのイスラエル寄り欧米のマスメディアによってそれは世界中に瞬時に拡散され佐藤議員のようにそれを真に受ける人たちが大量に発生しているというわけです。

 

イスラエルの国民やイスラエル支持者たちはこうした嘘をむしろ渇望しています。

何故なら彼らは真実を知りたくないからです。