結局 目的は資源略奪? | 狭山与太郎のどですかでん

狭山与太郎のどですかでん

真実のあくなき追究。
全てのマインドコントロールから日本の皆さんを目覚めさせ、解放します

今日もイスラエルのガザへの攻撃破壊 パレスチナ人の殺戮が行われています。

徹底的なまさにジェノサイドの様子は世界中の反発を招き世界各地で大規模な反イスラエルデモが発生しています。

イスラエルとそれを支援するアメリカは世界からますます嫌われ孤立を深めています。

しかし、イスラエルとアメリカが結びついている以上どこの誰もこのジェノサイドにストップをかけることができません。

 

マスゴミでは殆ど伝えられませんが、イスラエルがガザ地区を徹底的に破壊し、人の住めない土地にしてパレスチナ人を追い出そうとしている本当の理由は結局ガザ沖に眠る膨大な天然資源をイスラエルが独り占めしたいからなのでしょう。

イスラエルがパレスチナを国家として絶対に認めない理由の一つは資源を独占したいがためです。

 

韓国ハンギョレ紙電子版にガザ戦争で利益を得る者がこの戦争の仕掛け人だという記事が掲載されています。

[寄稿]イスラエル-パレスチナ戦争で利益を得る者が真の「戦犯」(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース

この記事によれば

以下引用

1998年に発見されたガザ地区沿岸のガス田「ガザマリン」には、パレスチナをエネルギー独立国にしても余るほどの埋蔵量がある。

しかし、イスラエルは2000年からパレスチナのガス田への接近を禁止し、ガザ地区沿岸の封鎖区域を広げてきた。

最近は米国の支援を受け、イスラエル・キプロス・ギリシャをつなぐ海上パイプラインを、2025年の完成を目指して建設しており、このパイプラインは欧州連合(EU)の需要の10%ほどの天然ガスを送ることができ、欧州はウクライナ戦争以降ロシア産の天然ガスへの依存を減らしイスラエル産の天然ガスの輸入量を増やしている。

 

米国にとってもイスラエルとガザ地区の沿岸は重要な地域だ。

米国は今年9月の主要20カ国(G20)サミットで、インドと中東(UAE・サウジアラビア・イスラエル)、欧州をつなぐ鉄道・海運輸送路構築プロジェクトを発足させた。

中国の一帯一路に対抗する「インド・中東・欧州経済回廊(IMEC)」計画だ。この区間の中間にはイスラエル北部の港町ハイファがあるが、米国とイスラエルの立場からすると危険要素がある。ハイファの南にはガザ地区のハマスが、北にはレバノンのヒズボラがすぐそばに存在することだ。

2020年にイスラエルは米国の仲裁で、これまで対立してきたアラブ諸国と「アブラハム合意」を結び、国交を樹立した。最近では「新たな中東を創造」しようと言ってサウジアラビアとの関係改善にも乗り出している。したがって、敵対的なイスラム抵抗勢力をできる限り弱体化させさえすれば、イスラエルと米国の天然ガス資源の独占および物流統制ははるかに容易になる。このような時にガザ地区を完全に破壊し、人が住めない場所にする戦争が展開されているのだ。

以上、引用終了

とのことです。

要するにあらゆる点でガザが邪魔だってことのようです。

ガザが一段落すれば次の目標はレバノンやヨルダン川西岸地区ということになるのでしょう。

 

さらに、「櫻井ジャーナル」によれば

 

 

2010年イスラエル北部で推定埋蔵量約4500億立方メートルの大規模なガス田を発見したとノーブル・エナジーが発表しました。

USGS(アメリカ地質調査所)の推定によると、エジプトからギリシャにかけての海域には9兆8000億立方メートルの天然ガスと34億バーレルの原油が眠っているとのことです。

この利権をイスラエルとアメリカが奪おうとしているというわけです。

1995年9月、イスラエルのイツァク・ラビン首相とPLOのヤセル・アラファト議長が「オスロ合意」に調印、それによってパレスチナ自治政府に海岸から20海里までの海域の海洋管轄権を与えられました。

しかし、イスラエルはこの調印を反故にしガザ沖の天然ガスを支配しています。

 

結局ハマスへの報復とか何とか云ってガザ地区を破壊しつくし、パレスチナ人を追い出せれば、この膨大なガス田を独り占めにでき、しかもEUに対しても影響力を増やせるというのがイスラエルの目的なのでしょう。

今回の紛争はイスラエルにとってはいいことばかり。

ですからハマスの先制攻撃もイスラエルのヤラセではないかと言われるわけです。

 

 

結局、このイスラエルの国連無視、国際法無視、人命無視の暴走に歯止めをかけるためにはアメリカが弱体化する以外に道はないのではないでしょうか。

イスラエルが世界中から嫌われようが、総スカンを食らおうがアメリカが付いている限りは全く怖いものなしで意に介さないということです。

イスラエルが豊富な地下資源を元に国力を増し、アメリカの支援を必要としなくなった時を想像してください。

その時はシリア、ヨルダン、レバノンはいずれイスラエルに飲み込まれ現在のガザのようになってしまうのではないでしょうか?

そうならないうちに早いとこドル支配体制が崩壊し、アメリカがフツーの国になることを祈るしかありません。

ついでに英国も北アイルランドやスコットランドが独立して4つに分裂してくれればなお嬉しい。