食の多様性で
”毎日をもっと知的に、もっと美しく”、
管理栄養士 緑川涼佳です
今夜、あなたの夢に出るわよ～
前回の記事はこちら
さて、製造ラインの見学を終えた
”ごまさば”たち。
お次はアロマジェルづくりを
体験するために
会議室へ向かいます
この日は、ピュール社内の
あちこちを移動させていただきましたが、
どこも隅々まで本当にキレイ・・・
製造現場だけでなく、
社内全体のクリーンネスが
徹底されていました。
ところで、化粧品のクレームって
一番何が多いんだろう
聞けばよかった・・・
ちなみに食品のクレームで
一番多いのは異物混入です
もちろん、あってはいけないことなのですが、
他のクレームの追随をゆるさないくらい
ダントツのトップです。
異物の内容は
原料が入っていたポリ袋の切れ端や
作業中にちぎれてしまった手袋の破片。
髪の毛、虫、繊維片、などなど。
繊維片や資材の破片が混入しないよう、
私が勤めていた食品メーカーでも
工場の機械や部品は、
基本的にすべてエアーで乾かしていました
エアーとは、
拳銃みたいな形をした機械でして、
天井からぶら下がっております
引き金を引いて
風を機械や器具にぶっかけると
瞬時に乾くという代物です
製造する機械へ原料を投入するまでも、
原料が入っている袋の開け方
製造する機械へ投入するまで
一時保管しておく際の袋の結び方や
置く位置・置き方
使い切らない原料を
保存するための袋の締め方
など、
手順がすべて決まっています。
ちなみに私が勤めていた
食品メーカーで使用していた手袋は
水色の手袋。
工場の映像などでよく見るコレ。ニトリルのエンボス加工付き
水色の食品はないので、
誤って食品に混ざってしまった場合を想定し、
見つけやすくするための工夫です。
充填した後は、異物混入の
最終的な砦・金属探知機をかけます。
（X線検査の機械は超高額で、
その時勤めていた会社にはなかった
）
そう、恐ろしいほど、
作業手順が全部決まっているんです。
でも、時々起こるんですよね～
あってはいけないことなのですが、なかなか難しい
今回、ピュールの製造ラインを
見学させていただきましたが
私が知っている食品製造のレベルよりも
かなり厳しい衛生環境でした
それは化粧品、特にヘアケア用品は
お風呂場や洗面所など
湿度が高く、温度変化が激しいなど、
厳しい環境の場所に、
数十日単位で置かれることが
多いからかも知れません。
販売して終わりではなく、使い終わるまでが商品。
そのため、原料や資材の選定に始まり、
搬入・製造・充填・包装の細部に至るまで、
厳しい衛生管理が必要なのだと
痛感しました・・・。
でも、あの粘着マットはマジでトラウマになりそうだったわよ
思うことや思い出すことが多すぎて、
脳をフル回転させた、
製造ラインの見学でした
続く・・・。
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本日もお読みいただきまして、
ありがとうございました
ではっ
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