Gallery"TEKITOH" -179ページ目

ネタに困った相手の傾向と対策(下)

 余計なラクガキを挟んだけど、前回の続きであります。

 番組タイトルが「検索ワードが役に立たないモノ」に
なって以降のブツでやす。
この時期のラフはあまり残ってない(FAXの裏紙は全て
別件のラフ画等に再利用)上、北波Pも自身のブログに
リンク貼らない&仕事の話も殆どしない有様。
…番組への愛情が薄れている証拠か?

 なので説明入れながらだけど
まず↓コレ。うどんの成分を説明する一連だが…。
テキトー画廊-猛と健太郎

 粘りのグリアジンと弾力のグルテニンという設定。
実はコレ、構成台本の段階で「バロムクロス風に」
余計な説明書きが入力されていたのであります。
さすがペラあたり幾らで勝負する人は違うねぇ(笑)。

 んで↓こうなった後…。

テキトー画廊-腕組み

案の定↓こうなる。

テキトー画廊-できあがり

 釣りする人にはお馴染みの「グルテン」ですね。
しかし何だこりゃ。


 ↓この頃になると担当Pが『もやしもん』に
ハマっていたせいか、やけに成分キャラが登場します。
それでもヒーローっぽい演出があるのは何だかねぇ。

テキトー画廊-リコピン男

 トマトの成分、リコピンが体内の活性酸素を鎮圧する
…とかいう一連(だがイナズマは出さんだろ)。
この辺り、アタマのデザインにはラフ段階で拘るくせに
胴体の方が手抜きなのかネタがないのか…という状態なので
主役感を出すために、即席で「Ly」をアレンジした物に。

 それが更にエスカレートすると↓こんなの。

テキトー画廊-ベーカロ男

 この頃から、番組も従来のSD(4:3)からHD(16:9)に
変貌を遂げたのだけど、容量重いわ手間かかるわ、
更にスケジュールはキツくなるわで大変。それはともかく
ニンジン内のベータカロテンがビタミンAに変身する一連で
変身前のポーズがどう見てもデビルマン(苦笑)。
(注:送られたラフを下敷きに、デッサン修正かけながら
 イラレでパス引いてます)
なので「変身する時に服破けたパーツ入れとくの?」と訊いたら
「イヤ、それはいい。」との事。

 とりあえず変身後のディテールはつけ加えておいたが
アタマのV字、コレ某パチンコ企画の時に造った図柄の
グラデそのまんまだわ。ゴメンゴメン(笑)。


 トリを務めるのは、北波Pが部下に描かせた物だが
宮崎でマンゴー作ってる農家の人が、実の落下を防ぐ為に
ネットをかけた…という一枚なのだが…。
ラフの段階で「スパイダーウェブ風に」という要求が。
部下の躾がなってねぇよ(笑)。

なので仕方なく(実は結構ノリ気味で)↓描いといた。
テキトー画廊-九州の農家の人

コレだけ「マーベル塗り」になってやんの。


…この番組、一体ドコに行くつもりなのか…。

【クルマ画】5・最前線志願。

あ、例の番組。確認しました。
それはともかく。

 ↑タイトルは確か、LJ20とかのカタログで見たっけね。
というワケで今回は、日頃旧いカスタムカーばかり
描いていた所には珍しく↓現行車(でもマイチェン前の)。

テキトー画廊-キタナミ狩り

 スズキ・ジムニー(JB23前期)。
元ネタとしてはコレなんだけど、どうも前のブログで俺が
クルマ画を連発していたのが許せなかったのか、それとも
マネしたかったのかで描いたフシがあるので
「同じ道具立てで俺が描くとどーなるか」という軽いテーマで
今回ちょっとやり返してみた…というワケ。
ちょっと角ばってるけど、まぁイイや。
踏んづけられてる野郎については、そのうち説明します。

 しかしジムニーって、モデルチェンジを重ねても
あのシフトのグニャグニャ感が相変わらずなのがどうも…。
ま、アレがミッションの耐久力を助けてるんだろうけど
最早国産車でMT設定のある数少ないクルマだけに
頑張って欲しいモノだと。

いつも低い車ばかり乗ってる身からすれば、たまに背の高い
ヤツに乗るのは新鮮な感じでもありんす。

(注:上の画像はフィクションであり、画像内のシチュエーションや
 ディテール及び登場人物等は全て架空のものです…が、
 バンパー左のスリキズは実在の車輌を参考にしてます)

ネタに困った相手の傾向と対策(上)

 今も続いている(かどうかは現時点で不明。この仕事、
4月と10月が近づくと恐怖)絵タレ仕事ではありますが
相手方がネタに困ると、どんなバクダン投げて来たかを
ココに記しておきましょ。

 ズバリ『擬人化』なのだが、担当Pのオタク趣向の賜物か
『ヒーロー化』という手を打って来るのであります。
で、まだタイトルが尋常小学校の教科書みたいな頃の例として
↓こんなのが来てました。

テキトー画廊-ラフ1

アップにすると↓こんな説明が。
テキトー画廊-ラフ2

…イヤ「有名なスチール」云々と言ったって、一般の人は知らんよ。
 とりあえず状況説明をしてみると「キンピラゴボウの名が、金太郎
=坂田金時の息子・坂田金平に由来する」という解説に沿って
その強さを図示する、といった要求。

 で、仕上げた画は↓こちら(注:オンエア時とは色味変えてます)。
テキトー画廊-ごぼう

 …この頃はヤル気なくてねぇ。人数減らしてます(笑)。
というのも主役にもう1ポーズ要求された為でありまして。
そしてこのネタ、後に同局朝の番組でパクられたとかで
担当Pが自分のブログでブータレてました


 お次は放映2年目に突入した頃。
この頃になると「まぁ少しは腰入れてやってみるかな。」と
少しは思い始めて来た…のだが、相変わらず題材がメロンとかになると
予算の都合でこちとらの出番が削られるという感じ。

 で、送りつけられたラフが↓こんなの。
テキトー画廊-青い人

 ブルーベリーに含まれる成分・アントシアニンが
ロドプシン(網膜内の光を感じる成分)を助ける…という一連で
またもヒーロー路線。
但し、キャラ化されたロドプシンの画が子供だった事で、
「どうせなら主役は大人にした方が引き立つんじゃねーか」と思い
とりあえず頭身伸ばしたラフ案を送って(この頃はそんな遣り取りが
出来る程スケジュールあったのね)了承を取る。

 出来上がった画が↓こちら。
テキトー画廊-BB

スケジュールに多少の余裕があったので、マット着彩という
同番組では珍しい(そして割に合わない&面倒臭い)手法。
ポージングの元ネタはまぁ、萬画家のセンセですわな(笑)。


こういうネタを「くだらん」として突っぱねたり全否定したりで
別の画風に置き換えるのは簡単だしラクなのだが
「ヤブキがロープ際を得意とするならば
 私は其処で勝負する!本当に『勝つ』というのは
 そういう事じゃないのか?」
…と、ベネズエラの大将も仰ってた事だしねぇ。

ま、勝ったはどうかはともかくとして。

【クルマ画】4・ガル化するとサァ大変

 かつてのスーパーカーブーム時の扱いは、恐らく低いモノ
だったかも知れない(多分『サーキットの狼』に出てなかった
等の理由で)けど、個人的に「コレはイイな」と思うモノが
あるんですよ。その名はデ・トマソ マングスタ。
 
 多少の思い入れを込めて↓描いてみました。
テキトー画廊-満偶数太

 …まぁコレの続きですね(笑)。
コレもまたキャットフードという事で。

 アニメ版『タイガーマスク』劇中では88話、89~103話に登場。
ちょうど作中でタイガー暗殺ストーリーが頻出するという
ややキナ臭い展開になった頃の愛車でありマス。
実際、ミスターXの暗殺計画で同車が二台もツブされていたり。

 現実のマングスタと違うのは、ガルウィングドアに改造されて
いる事(まぁフレーム車だから問題ないでしょう)と
ハナ先のエンブレムが逆三角形になっている所かと。
上の画も劇中設定に従って描いてみたがこのツラ…
マツダの車みたいだよね(笑)。ルーチェとかカペラあたりの。

 そしてガル化については「案外イケるよなぁ」と思って
いたものの、何となく同じ人(ジウジアーロ)がデザインした
デロリアンDMC-12にも見えて、脳裏に織田裕二が声アテた時の
「ド~ク~!デロリアンが壊れちゃったよ~!」て感じの
一本調子の台詞が響いて来てヤバイの何のって。
(あ、BTTFの事です)

 それも何かイヤなので
「俺は死なん!ネコ『虎の穴』を根絶やしにするまで
 断じて死んではならんのだ!!」
という、ありがちな台詞でも思い浮かべてみる。
思い浮かべるのだ。

 ちなみに、同じ原作者の映画『マッハ'78』の本編中、
金持ち連中のサーキット走行会の姿が映されているのだが
その中にあったマングスタは終始「マセラティ・ギブリ」と
テロップ表記されていた事も付け加えておく。




マッハ’78 [DVD]

¥830
Amazon.co.jp

架空のクルマ

 持込企画のために色々キャラとかメカとか
デザインを請け負う事があるのですが、↓コレもその関連。

テキトー画廊-type_A

 ハイ、現在ヘッダ画像の右端にあるのと同じクルマですね。
何の企画かはナイショという事にして話を進めるが
大排気量ミッドシップスポーツという事で。

 ミッドシップ車はレース仕様になると、大概フロントにカナードつけないと
安定性が確保できないらしく、そのせいで視覚上の後付け感が拭えないモノが
多かった為「最初からカナード有りが前提でデザインできないかな?」と考え
どうにかデッチ上げた…のが2006年末のこと。

 そこからプロポーションを整えたのが上掲のブツなのだけど
先日のパリサロン2008の写真を見て驚いた。新型のルノー・メガーヌトロフィ
フロント周りにも同様の処理がなされていた。
「なんだ、考え方は間違ってなかったのね」と安心しましたよ。

 ちなみにホイールベースは2,724ミリ。
「センターステアリングの三座」て所だけ参考にしていたハズの
マクラーレンF1GTRとの差は、たった1ミリ。すげぇ偶然(笑)。

 「悪くねぇと思うんだけどな~」と自画自賛するものの
未だゼニにはならず。不遇の子だ、コイツも(悲)。