2019.10/4 俳句 飯田蛇笏 わらんべの溺るるばかり初湯かな  | サワラ君の日誌

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僕65歳。隠遁生活。飼い猫14歳。家猫生活。

『響き合う俳句と書 上』(金子兜太監修/天来書院)より選句、習字
 
飯田蛇笏(いいだだこつ)
 
わらんべの溺るるばかり初湯かな 
 
 生まれたばかりの赤ちゃんの初めてのお風呂かなと思ったら、わらんべ、すなわち10歳位の児童の新年の楽しいお風呂の情景のようだ。
 早く初孫を見たいが、プレッシャーを感じさせてはならないので、家内と話す範囲にとどめている。子どもの人生は、我が人生にはあらず、でしゃばれない。
 
初湯、初風呂のある句
本宮鼎三 初湯せる赤子もつべきものを持ち
千手和子 初風呂にひろげて花のタオルかな