スコットランドではたくさんの城をめぐっていたのですが、
どれもあんまり覚えていない。
最後に行ったグラームス城はちょっと違った。
まず、城の住み心地が大変良さそうなのだ。
大きなダイニングがあったり、ビリヤードの出来る部屋があったり、
絵を描いてもらう部屋があったり。
光の入り具合も心地よく、他の城とは違ってここになら住めるなぁなんて思った。
それもそのはずで、最近まで人が住んでいたと言う。
ガイドの人が、あの写真をご覧ください。
このソファーでカード遊びをしている少女が、
今のエリザベス王女ですと。
へ?!
なんだかビックリ。
彼女の母方の親戚の家らしい。
歴史と現代はどこかでそりゃ繋がっているんだろうけど、
私の中ではまったくの別物であったので、
接点を見た!と思った。
私の興味のない歴史と、私の興味のあるワイドショーゴシップが交わった瞬間とでも申しましょうか(笑)
彼女も歴史上の人物になるのよね、いずれは。
城の中は撮影禁止で、撮れなかった。
ガイドは英語だったけれど、日本語のパンフレットを貰えた(返すべきだったのかは謎)
英語且つ、苦手な世界史分野と言う事で、すっかりガイドに置いて行かれる。。。
魔女狩りと言う事で、嫌われ者の未亡人が親戚達に告発されて、殺されたので、
その亡霊が出るとか、城の地下室がシェークスピアの舞台になっていたりとか、
とっても話題豊富なお城でした。
私にとっては、現代に直接繋がっている所が、妙に面白かった。