15年のという時間 | イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

動物たちに囲まれた
トスカーナの森の中 自然に寄り添った半自給自足
フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月


夢を見ました。



海の近く キレイな場所で


懐かしい友人達と共に 写真を撮っていました。


友人の大ちゃんは 1眼レフの


とっても良いカメラを持っていて


「写真(あるから) あげるよ」と言いました。



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高校からの友人の佳代ちゃんと一緒に


高校最後の夏に 亡くした友人の


自宅へお母さんを訪ねてきた。




あれから私の人生の 色んな場面で


大ちゃんを想う事が 何度もあったのに


お葬式以来 


訪ねることをしなかった。




もう あれから 15年も経ってしまった。




大ちゃんの お母さんは

明るく元気な方で いろんな話をしてくれた。


「当時話さなかったけど・・」 という話から


大人になった友人達の話


その後も 大ちゃんは 本当にたくさんの友人や


家族から愛されてるってこと


当時の事をも 思い出し 涙が出てきてしまった。



あの日 事故が起きて以来


“彼が 生きてくれていたら” 


この日は こんなにも強く 思った。



あの頃のsawakinaは 


生まれて初めての出来事で


ショックすぎて 友人が 呆れちゃうほど 


家族が心配しちゃうほど


人前では泣かないsawakinaが


毎日 泣いてばっかりだった。



そう、写真。


お母さんに 色んな頃の


アルバムを見せてもらった。


懐かしい・・・思い出せって事だったのかな・・


あれは ただの夢だったのかな・・



帰る前に お母さんが言った。


「一番大事な時期の みんなの心に


 傷を残してしもうたね」


悲しい顔をした。



子供を持っていなくても  


子供を失う者の悲しみは 分かる。



また お母さんを訪ねて行こう。




「死」を 色んな状況で 


簡単に 口にしてしまう人がいる。



もっと生きたかった人がいた。


生きるために 今 戦っている人がいる。




今日何かを想って


明日を一生懸命 生きてみませんか?






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