13年前、東日本大震災が発生し
毎日入って来る情報を見聞きする度に
募金以外に、自分にも何か他に出来る事はないだろうか?
と思う毎日でした。
ある時、所属している消防団の先輩方とボランティアに行ってみないか?
と話す事があり、即決断、ブログで知り合った福島県の方に会いに
福島市に向かい、お話しをお伺いし南相馬に向かう事になりました。
そこで見た現実は、今でも鮮明に目に焼き付いております。
地震・津波の壊滅的な被害は勿論ですが
福島県の一部地域では原発事故により強制的に避難を余儀なくされた方々も
多数おられました。
中には、どうしても住み慣れた故郷を離れられない方も居り(自主避難)
その方々は、補償は勿論の事、食料・物資の支給を受ける事も出来ない状態でした。
高知に戻った後も、暫くは食料・物資を送り続け、全国の仲間にも応援して頂き
数か月後に落ち着いた様で一安心した記憶が今も蘇ります。
双葉南小学校ボランティアに参加した翌日は
また何時か訪れてみたかった、南相馬市のビジネスホテルさんを訪ねてみましたが
残念ながら廃業されたようでオーナー様に会える事が出来ませんでした…
その後、津波で壊滅的な被害にあった海岸の方も回ってみました。
高い防波堤の整備は出来ている様でしたが
13年の時を経ても復興したとは思えない光景が続き
何とも言えない複雑な心境に見回れ福島県を後にしました。