【幕末維新ゆかりの地】
天誅組ゆかりの地、奈良県五條市は
幕末維新ゆかりの地でもあるわけですが、もうひとつ
外せない幕末ヒストリアがあります。
奈良県五條市にも吉田松陰が来ていた！
維新が始まった軍事的な引き金が天誅組の決起なら
維新が始まった政治的な引き金は吉田松陰から始まったのではないでしょうか。
外国の脅威を訴え続け多くの志士に影響を与えました。（山口県：萩市【松下村塾】）
しかし当時の幕府からすれば過激思想、テロリストの親玉であり
やがては投獄され（山口県：萩市【野山獄と岩倉獄】）、斬首されました。
維新回天のメンバーの精神的支柱な存在でした。
吉田松陰は各地で見聞し
地元の志士たちと積極的に交流し、時世について語り合います。
そうか～奈良県五條市にも来てたんかー。
岸和田城の近くにも吉田松陰の宿泊した後があったねー。
（大阪府：岸和田市【吉田松陰の逗留地＆きしわだ自然資料館】）
さるる
「すてれんきょさん、吉田松陰が泊まった場所ですよ！」
すてれんきょさん
「えー？どこー？」
吉田松陰が泊まった場所は現在
桜井誠文堂という本屋さんになっていました。
石碑らしいものは見当たりませんでした。
まあ泊まった場所っていうだけでいつまでも保存できんわな～。
吉田松陰と語り合った森田節斎の家の跡
住宅街にそっと石碑＆劣化した看板が立っていました。
森田節斎は五條の知識人のリーダー的存在だったらしい。
司馬遼太郎の小説に出ていた『五條陣屋』に登場する乾十郎も師事していたらしい。
小説では村でも変人の扱いを受けていた乾十郎が村に帰ってきて
やがて天誅組の水先案内人になるのだが・・・・というお話でしたが
乾十郎は天誅組に参加、天誅組解散後は大阪で医者として潜伏していたけれど
やがて捕縛、牢獄で処刑されてしまいます。
坂本龍馬とも親交のあった人物だったそうですが、乾十郎ゆかりの地を
今回は見送ってしまったことを悔やまれる・・・・。
まあ当時は乾十郎のことをすっかり忘れていたんですけど！（失念）
五條市の観光地
【大和五條の新町通り】へ
日本最古の民家
【栗山住宅】は非公開なので外観だけ
しっかし
さるるは吉田松陰をはじめ、歴史上の人物の足跡を訪ねてると
その人の人生をチョッピリ追体験できてるようで
なんだかロマンスを感じるんよね
先日もラジオから浜村（淳）先生が細川ガラシャの話をされて
彼女さんと「細川ガラシャの生まれた場所もお墓も行ったね～！」って
そんなお話をしました。
どんな思いで国を憂い、そして散っていったのだろう・・・そんな
歴史上の人物と勝手にlinkするさるるなのでした。
次回、五條新町を散策です～！
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