【68】キイトルーダ開始後の治療① | 腺様嚢胞癌に抗うぞ

腺様嚢胞癌に抗うぞ

顔面神経麻痺を調べたら上顎洞の腺様嚢胞癌ステージⅣでした。
重粒子線治療をしました。

一か月ほど間があいてしまいました。

しかも前回タイトルは【67】イタリア旅行①

全然次の話書いてないし、、、

でも今回は治療の経過です。

 

色々忙しかったり、気持ちや病状への理解で消化しきれなかったり真顔しましたが、

自分なりに少し整理されてきたので久しぶりに書きます。

 

局所の骨破壊像が出つつある事、右肺に微小結節が出現している事を指摘され、

この3月からキイトルーダ治療を開始しております。

その後の検査で、病状が悪化して治療効果全く無しってわけでもないですが、

あまり効果も出ていないとも解釈できる結果のようでした。

 

そこで、主治医の先生より、キイトルーダの効果を上げれるように、

少し局所への介入はどうだろうか?との提案を受けました。

キイトルーダは自分の免疫を高め、自分の免疫による癌の攻撃を高める治療です。

しかし、自分の免疫が癌を十分に認識できてないなら、効果も上がらない?のかもしれません。

自分なりにイメージングをして、”ここに癌細胞がいるから、リンパ球よ攻撃せよ~”と念じていたのですが、、、

 

で、主治医の先生より

”重粒子線治療後の局所再発に対してもBNCTは適応あるからどうでしょう?”

と提案されました。

BNCTもそれなりに治療中の合併症などもブログでみるし、治療するならそれなりに緊張するな~滝汗

というのが、提案された直後の正直な気持ちでした。

 

しかし!

 

後日相談したBNCTの先生から

①局所再発への治療適応はあるが

②局所再発病変が近傍の側脳室に浸潤しているようにも画像上見える

③もし浸潤しているなら、BNCT後髄液瘻を来し感染が万一起きると、死ぬような合併症となるので

お勧めできない!

との返事が来ました。

 

最初提案された時はBNCTしないとあかんのかな~って思っていましたが、

いざ出来ませんと言われる、結構ショックや~ゲッソリ

 

続く、、、