【キ】『何かを作る』【解説付】
~解説~
はい、キ○ガイのおじさんの時間がやってまいりました。
おじさん、何か作ってますね。
何が言いたいかというとですね、とりあえず人間ってみんなキ○ガイなんですよ。
「なぜ生まれてきたか」という問いに答えられますか?
答えられんでしょう。
ここに、二人の人がいます。
「なぜ生まれてきたかわからん」
「じゃあなんで生きとる?」
「わからん」
「ハア?お前、キ○ガイか?」
「そうだ」
ほら。
「オレはキ○ガイかも知れんが、じゃあそういうお前は生きる意味、分かるんか?」
「わかる。オレは野球が好きだ。野球のために生きとるんだ。それが意味だ。」
「ハア、野球?あんなもんタマを投げたり棒で叩いたりしたうえで走り回るだけだろう?」
「うん、まあ、基本的にはそうだ。」
「そのほうがよっぽどキ○ガイじみてるぞ。」
「そうかもしれんな。」
ほら。
「生きる意味分からんのに生きるってどういうことだ。」
「意味無く生きとるんだ。」
「意味無い?じゃあ死ねばいいだろう?どうせおんなじことだろう?」
「いやー…」
「はよ死ねや。」
「じゃあお前も死ぬか?」
「うーん…」
「どうだ」
「うーーーん…よし!死のう!」
「オッケイ!」
こうして二人は死んだわけです。
で、これはやっぱりおかしいと。
こう、キッパリと
(意味ある/意味無い)
(キ○ガイ/非キ○ガイ)
とか、二元論的にバシッと分けるんではなく、
(みんなジワッと生きる意味があったり、ジワッと無かったりする。)
(ジワッとみんなキ○ガイ)
もっとなんかこう、ジワッとしてるんですよね。
じょわーんというか。
いや~、人生は楽しいもんですねぇ。
そう思いますね。
なんか途中で論点がずれたような。
まあ、要するに、「人類みなキ○ガイ」ということでいいでしょうか。
【キ○ガイ】『いいじゃないですか』【解説付】
~解説~
さあ、キ○ガイのおじさんの時間です。
今回のテーマは、まあ、だからその、うかつに人を褒めるもんじゃないというようなことですよね。
というか、やっぱり何されるか分からないおじさんは怖いですよ。
負のキ○ガイパワーです。
一般的にキ○ガイが怖い理由って一番はそこだと思うんですよね。
非常に怖い。
これはなぜか。
逆に、「何するか分かる」
これが社会的な前提としてあるからです。
まあ、その方が安心して生活できますね。
だけどもあらかじめ人が「何するか分かっちゃう」社会って、面白くもなんともないじゃないですか。
「何するか分かっちゃう」んですよ。
コンビニに行ったら「いらっしゃいませー」って言われます。
コンビニ行って
「死ねやコラァァァァァァァア!!!」
とか言われたら怖いですよね。面白いけど。
「いらっしゃいませー」って言うんですよ。
ああ、まただな、と。
変わり映えがしない。
閉塞しますよね。
そのヘーソクを打ち破ってくれるのが、キ○ガイなんです。
そういう意味では、キ○ガイの社会的役割って、そこなんですよ。
そんなふうに思いますね。
ただ、やっぱり怖いですよ。かつてのオウム真理教も、キ○ガイの一種ですが、彼らは「無差別テロ」という形で、ヘーソクを破ろうとしました。たぶん、そういう「ヘーソク」というムードがあったんだと思います。
なので、我々は、社会がヘーソクしているからといって、ヘーソクを破る無差別テロの登場を願ってはいけないし、自分たちでテロを行ってもいけません。
平和的な手段でヘーソクに立ち向かわねばならない。
ただ、なんか、僕らって、やっぱり、テロとかが起きるのを願ってるような気がしないでもないのだが、気のせいでしょうか?
「滅びればいい」
みたいな。
【4コマ】キ○ガイのおじさんシリーズ【解説付き】
新シリーズ「キ○ガイのおじさん」
極度に実験的な試みとして、こういうシリーズを始めます。
6月20日現在、恐竜物語シリーズはちょっとのあいだ中断します(この先の展開に困ったとかではありません)。
~解説~
これは要するに、おじさんは別に踊っているわけでは無かったんですよ。
にもかかわらず、見ていた恐竜くんが急に踊りだしたりするもんだから、おじさんは腹が立ったのでしょう。
たぶん、おじさんは踊っていたのではなくて、彼の中で、何かもっと重要な「儀式」というか、そういうものか、もしくは「手旗信号」みたいな通信のようなことをやっていたんでしょう、たぶんですが。
しかし、まわりの人から見れば、どう見ても踊っているようにしか見えません。
おじさんは、自分が「どう見られているか」分からないんですね。
対する恐竜くんは、「おじさんが何をしたいのか」分からなかった。
もとより、「おじさんの中の世界が独立した世界観を持っている」ということが分からなかった。
つまり、常識的におじさんをとらえようとしても無理だということ。
孤立した島に、おじさんは独立国家(国民は1人)を築いてるわけです。
そこにはそこのルールがあると。
でも、他人にそんなルール分かるわけないんですよ。
で、ここで実は、相手(キ○ガイ)の方が、一方的なルールの決定権を持ってる。
なので、これは、権力関係でいうと、
「キ○ガイのおじさんの方が常に一枚上手をいく」
のです。非キ○ガイである健常者は、常にキ○ガイに振り回され、困る。
この他人を絶対的に振り回す力を「キ○ガイの絶対権力」と名付けましょう。
または、「キ○ガイパワー」でも良いですね。
そうはいっても、おじさんにとっても、うまくいかないことは必ず出てきます。
現に、今回の件では恐竜くんに対して激しい憤りを覚えたわけですからね。
そういうなかで、キ○ガイのおじさんと、その周りの人たちが双方に楽しくやれる道はあるのか、その辺を注目しながら、今後のキ○ガイのおじさんを見守っていくのが、我々の使命ではないでしょうか。
第1部まとめ、とその解説
解説
恐竜くんが旅に出る動機は、彼自身よく分かってないと思います。表面上はあんまり考えてないように見えます。しかし、彼の中では何か激しい葛藤というか、得体の知れない情熱のようなものが渦巻いているのです。旅に出る若者というのはそういうもんでしょう。
この章でのメインイベントは、たわし売りのおじさんとの出会いです。おじさんは、30年も旅をしているらしいです。30年というキャリアを積んでも、たかが胡散臭いオッサンにしかなれていないのです。これが、旅の面白いところです。いま、キャリアなどと言いましたが、旅はキャリアではないかもしれません。では一体何でしょうか?
それでも恐竜くんはそんなおじさんを前に緊張してしまいます。この一見ヒョウヒョウとしたおじさんの中にもまた、自分と同じように得体の知れない情熱が潜んでいるような気がするからでしょう。
では、最後におじさんを馬鹿にする陸生アンモナイトの中には果たしてどれほどの情熱があるのでしょうか。






















