アストロ光学R-51で直焦点、27日の月 | さとしんの星日和

さとしんの星日和

古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

まだまだ古スコ遊びが続きます。今度はR-51で月の直焦点撮影をしてみました。

 

 

R-51はバレル径が24.5mmの小口径入門機なので、撮影アダプターなどありません。アイピースアダプターもすり割りなので重いものは付けられません。そこで、ドロチューブのアタッチメントを外して中を見てみると内ネジがあります。

 

 

この内ネジ径をノギスで計ってみると30.5mmでした。30.5mmと言えばどこかで聞いたことのある径です。

そうです、以前のブログに書きましたがタカハシのマルチフラットナーを直角視しようとした時、買ったステップアップリングが30.5mm→52mmだったはずです。

結局、フラットナーの直角視は効果が無くステップアップリングも使い道が無いので、たまたま径が同じと見えるこのドロチューブにねじ込んでみました。

 

 

 

 

うふふ、やっぱり入りました。(^^)

但し、ネジピッチが違うのか全部は入らず途中で止まります。でも脱落しそうには無いのでこのまま進めましょう。

 

更にたまたまですが、52mmまで広がった径を42mmまで落とすステップダウンリングを私は持っています。そして42mmオスオスアダプターを追加すれば、ドロチューブにTネジを完備できるのですよ。

 

 

 

 

うふふ、できました。

旧式のドロチューブでも、Tネジさえ作れればもうこっちのもんです。何だってできる様になります。やる意味があるかどうかは別ですが。(笑)

 

 

 

 

今回はタカハシの2倍オルソバローを使って焦点距離を1500mmとした直焦点撮影ができる様に構成してみました。口径5cmですからあまり拡大しない方が良さそうですが、750mmでは月の像が小さ過ぎると思うのです。

 

 

 

 

それでは、いってみましょう月日記。今回はアストロ光学R-51で2倍の直焦点です。

 

 

 

 

 

27日の月

アストロ光学R-51+タカハシ2Xオルソバロー+ソニーNEX5ボディ直焦点撮影

 

うーん、ダメダメでした。

調子に乗ってここまで来ましたが、何をやっても良く撮れるわけでは無い様です。小さく撮って大きく見るの原則に戻らないといけないかも知れませんね。

せっかく直焦点ができる様になった仕組みは、ASIで電視撮影をする時に活かしましょう。

 

 

 

 

それではレンズ構成は多くなりますが、いつも安定してきれい撮れる毎度のコリメート撮影にまいります。

 

最初はグレードが高いのに、色収差が気になるケルナーアイピースです。

 

27日の月

アストロ光学R-51+ビクセンK20mm+キャノンS100/24mmF2.0

手持ちコリメート撮影

 

まずまずなのですが、月の縁が気になりますね。

鏡筒はF15で十分長いのですが、カートンK25mmの時も同じ様な感じになりました。タカハシOr18mmでは大丈夫でしたが、このアイピース個体の問題でしょうか。

 

 

 

次は「ハイゲンスアイピースの認識を新たにしました」です。

 

27日の月

アストロ光学R-51+付属HM20mm+iphoneSE2

手持ちコリメート撮影

 

大変良いですね、今回のベストショットです。

色付きの少ないHM20mmもさることながら、スマホカメラもレンズがとても小さいのに良く写ります。私のアプリはマニュアルモードが無いのですが、撮影データを読んでみますと換算28mmF1.8、露出1/65秒、ISO80ということでした。

 

 

 

 

 

それでは今回も閲覧頂いて、誠にありがとうございました。(^^)