ファインダーに用意した2つのアクセサリー | さとしんの星日和

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古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

光学ファインダーで使うアクセサリーを、2つ購入しましたのでご紹介します。

 

 

1つはこのLED暗視野照明装置です。

 

 

以前よりヤフーフリマで販売されているので、ご存知の方も多いかと思います。メーカー製というより自作品を販売されている雰囲気の製品で、2,500円とリーズナブルな価格です。本体とは別に鏡筒で固定する為のマジックテープが付属していました。

 

 

 

 

本体はとても小さなサイズでボタン電池2個で光り、ボリュームとSWが別々に設けられているので調整された明るさをON/OFFできる様に工夫されています。

また12種類の本体色とボタン色のバリエーションから、好きな色を選べる様になっているのも面白いです。こう言っては何ですが、この類のアクセサリーは決め打ち色が普通なので、そこまで対応しているのも珍しいですね。

 

 

 

 

LEDはボリュームレンジの後半で一気に明るさが変化する、一般的によくある特性になっています。あまり私において使用頻度は少ないと思うのですが、何故か気になる製品なので欲しくなり購入しました。

 

 

 

 

スカイウオッチャーDOB8に付属していた8倍×50mmのファインダーに付けてみました。この他にいろいろなファインダーで使うつもりなので、マジックテープでは無く幅広のゴムで取り付けています。

後に購入したSVBONYの8倍×50mm正立ファインダーは暗視野照明を内蔵しているので、それ以外のファインダーで使っていこうと思います。

 

これの最も多い私の用途は、惑星の電視撮影の時にASIカメラへの視野導入をファインダーでやっています。そのとき十字線の中心にだいたいでは無く、ぴったりと持って来ないとなかなか写野に入らないのでこの暗視野照明装置がぜひとも必要になる訳です。自動導入も無い何とも昔風の方法でお恥ずかしい限りです。(笑)

 

 

 

 

 

さて、もう一つのアクセサリーはこれです。

 

 

 

SVBONYのレンズヒーターで、冬は霜付き防止、夏は露付き防止の便利アイテムです。年配星オタの私としては桐灰カイロや白金カイロが懐かしいですが、今やモバイルバッテリーで温かくなるヒーターが各社から販売されているので、私のご用達である安くて安心のSVBONYから買ってみました。

 

 

 

 

望遠鏡の鏡筒はフードもあるし反射鏡は奥に引っ込んでいるので、そんなに長い時間に渡って観望や撮影を行わない私に取っては支障は無いのですが、ファインダーは冬も夏も容赦無く直ぐに曇ってしまいます。

なのでファインダーとカメラレンズでの使用を想定して、最も短いヒーター長さ240mmを選びました。約70mmの外径まで使える様です。

 

 

 

 

 

ファインダーに巻いてみました、ぜんぜん余裕の長さです。温度調整は3段階なので夏は低の設定温度でいけると思います。ファインダーが曇ると手動導入の私の場合、観望を止めてしまうほどモチベーションが下がるのでこれは有効なアイテムです。

 

ここでお役立ち情報です。色んな会社からレンズヒーターが出ていますが、温度調整方法が問題で3段それぞれの設定においてサーモスタットON/OFF並みに電流を減らして温度調整をするレンズヒーターがあります。その場合世の中の大半のUSBモバイルバッテリーは出力電流が減ると相手側機器が満充電になったと判断して出力をOFFします。そうなると二度と双方ONにならず使えないという事態になります。その点、このSVBONYのヒーターは大丈夫でした。モバイルバッテリーがOFFにならない程度に電流調整をして温度調整をするのでヒーターが切れたりしません。これは一般的なモバイルバッテリーの事を良く分かって作ったのだとしたら、SVBONYさんなかなかやるな、と思いました。

 

 

 

 

 

以上、ファインダーに使う2つのアクセサリーをご紹介しましたが、両方同時に使いたい時はどうするのかについては、おいおい考えてゆくことにします。(笑)

 

 

それでは、小物の話でしたがご覧頂いて感謝しています、今回もありがとうございました。(^^)