12日から13日は昼から夕方まで快晴となり、そそくさと会社から帰ってきました。
そして日没間もない明るいうちから望遠鏡を出しました。今回の望遠鏡はもちろんSKYMAX127です。
鏡筒のカラーリングが、タカハシTS100の黒い赤道儀や木製三脚とよくマッチしています。
それでは、小手調べに月日記とまいりましょう。12日の月齢は2日月で、明るい夕空に細く見えています。
12日の月
SKYMAX127+フォトンED18mm+ルミックスLX7/24mmF1.4
手持ちコリメート撮影
気流があまり良くないですが、なかなか写りがいいですよ。細い月を撮るのは久し振りです。
とっぷりと日が暮れたら木星が高いところに見えてきました。いよいよいきましょう、マックスよ、今日こそ決めてくれ!
12日の木星
SKYMAX127+3Xバロー+ASI224MC
UV/IRカットフィルター TS100で追尾
いいですね!調子が出てきました。だいぶ縞模様のディティールを捉えてます。実力の8割は出たんじゃないでしょうか。アストロアーツに掲載された作例と比較するともっと追い込めるはずですが、ここまで来るとひとまず安心です。
翌13日も晴れました、もう仕事なんかどうでもいい感じで急いで帰ってきました。(笑)
今日は3日月が鮮やかに見えています。今度は電視撮影の強拡大でいってみましょう。
13日の月
SKYMAX127+ASI224MC
UV/IRカットフィルター TS100で追尾
危機の海のあたりだと思うのですが、イメージセンサーが小さいのでバローレンズ無しでも大きく写りました。写真の方は過剰に処理し過ぎて、不自然な画像になってしまいました。月の電視撮影ついてはどうしたらきれいな写真ができるのか、ちゃんと勉強しないといけないですね。
さて、昨夜に引き続き再び木星に望遠鏡を向けましょう。
13日の木星
SKYMAX127+3Xバロー+ASI224MC
UV/IRカットフィルター TS100で追尾
よしよしいいですよ、12日より更に良く写っています。大赤班がぎりぎり隠れようとしているところですね。シーズン終盤でやっと満足のいく写真が楽しめました。
やっぱり微動のついた追尾架台に乗せて撮る写真は楽ですね。視野導入のみならず、露出やカラーバランス、バーチノフによるピント合わせなど、ゆっくり落ち着いて設定できるので良い結果が出やすいと思います。
余りに快適なのでもう昔に戻れない気もしてきましたが、もう一回ぐらいは微動の無いDOB8クラシックと電動ポンセットマウントで悪戦苦闘をして、未だその実力を引き出せていない20cm反射による木星の電視撮影にチャレンジしたいと思います。
それでは今回も閲覧頂いて、誠にありがとうございました。(^^)