小っさ!
もしね。
じぶんの子どもがイジメられたらさ。
黙ってみてる親なんていないよね。
じゃあさ。
もし子どもがあなたに相談してきた時。
もし子どもが何かに悩んでて、苦しそうにしていて。
子どもがあなたを頼ってきた時。
なんか悩んでるなって察した時。
子どもにこれを言ってあげて欲しいの。
乗り越えようとか。
勇気を出そうとか。
そんなのはいらなくて。
そんなことじゃなくて。
子どもに言ってあげて欲しい言葉。
それは、
一緒に逃げるぞ、って。
Bダッシュで逃げるぞ、って。
逃げてもいいんだ、って教えてあげてほしいの。
逃げることは悪くないんだ、って
逃げることはカッコ悪くないんだ、って。
徹底的に教えてあげてください。
世の中の先生や親ってさ。
この問題からどうやって乗り越えようとか。
強くなる方法とか。
勇気をだして立ち向かいましょうとか。
そうやって問題を解決しようとするんだけど。
子どもはそれができないから苦しんでるの。
子どものイジメとか、って。
もう、ほんとに命懸けなんだよ。
子どもの命が懸かってるの。
我が子はイジメられて。
どうしても戦えないから逃げ場を探して、
あなたのところにきたの。
全く勝ち目がなかったの。
でも、逃げた先のあなたがまた勇気をだしなさいとか言うと。
また子どもを追い詰めることになるの。
子どもためのアドバイスかもしれないけど、
それが子どもを追い詰めてるの。
で、どこにも逃げ場がない子どもは、この世界に居場所がなくなって。
最悪のことまで考えちゃうんだよね。
あのね。
一緒に戦うんでもなくて。
一緒に逃げるの。
あなたがやることは子どもを徹底的に守ることなの。
子どもを強くすることじゃない。
戦う勇気を出させることじゃない。
その子に必要なのは、
戦う勇気よりも逃げる勇気なの。
逃げるのはカッコ悪いとか。
逃げるのはひきょうだとか。
逃げちゃいけないと思ってるから苦しいの。
まず逃げるの。
思いっきり逃げるの。
逃げてからどうしよう、じゃなくて。
それは逃げてから考えればいい。
もしかしたら、我が子は泣きながら逃げてくるかもしれない。
鼻水ダラダラ垂らしながら逃げてくるかもしれない。
それでも良いの。
それでも迎え入れてあげるの。
天下の徳川家康も戦場から逃げる時はウンチ漏らしながら逃げたんだよね。
織田信長も豊臣秀吉も、天下とるような偉人はことごとく逃げてる。
逃げまわったの。
なのに、じぶんの子どもだけ逃げるなって言うのは、
ムリだよ。
あなたさ。
じぶんの子どもが逃げるって選択肢があることを知ってる?
逃げてもいいんだって知ってる?
教えてあげてください。
戦うことや、乗り越える方法じゃなくて。
その場からひたすら逃してあげてください。
まず、逃げてから。
そのあと、戦うか、乗り越えるかを選んだらいい。
もしかしたら、もっと遠くに逃げるかもしれない。
それも良いよね。
とにかく逃げる選択肢を子どもに教えてあげてください。
で、あなたの元に逃げ帰ってきたら。
次言うことを必ずやってください。
それは。
死ぬほど笑顔で迎えてあげてください。
嫌がっても抱きしめてあげてください。
で、逃げたことを褒めてあげてください。
よく、逃げてきたね、って。
勇気だしたね、って。
なんなら、お祝いしてください。
赤飯炊くんだよ。
鯛の大きいのもいるよ。
なんなら、サトウさんもよんで。
一杯やろう。
祝勝会じゃなくて。
祝逃会。
とにかく盛大にやるの。
逃げてもいいんだ、って。
逃げる選択肢を教えてあげれるといいね。
というわけで、
戦う勇気より逃げる勇気でした。
じゃ、また明日ね♪
サ論
~子育て編~
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子育て記事まとめました、とりあえず上からでも下からでも、読みたいのからでもいいから読んでみてねヽ(*´∀`)♪
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