座席運び。
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というわけで、おはようございます。

サトウさんですウインク




きょう、こんな話を聞きまして。

なんか、どこかの子ども塾でさ。

すごいスパルタなところがあるんだって。

芸能人の子どもなんかも行っていて。

小学校受験をさせるところらしいの。

目にしていた父親や母親になろうとしてるひとたちが、
自分の子供も塾に行かせようとか。

スパルタしなきゃな、とかって。

そう口にしてたんだって。

甘やかすだけじゃダメだって。

で、これって実際どうなの?って。

やっぱり幼い子供は厳しく躾けるのが
必要なのか?って。

そう聞かれたの。

で、それにサトウさんが答えたんだけどね。

これからする話は賛否両論あると思うの。

面白くないって思ったら遠慮なく
スルーしてくださいね。

(笑)

結論から言うと、スパルタは子供じゃなくて、
わたしたち親が受けるといいよ。

子供はおいといて。

子供ってさ。

親の所有物じゃないんだよね。

それが答え。

あのね。

ごどもが生まれてくる前ってさ。

まだ、わが子が奥さんのお腹にいた頃。

わたしたち親の願いは元気に生まれて来てくれるだけでいい。

わたしたちはそう思ってたの。

たった一つで、ただそれだけの願い。

ただ、ただ、元気に生まれてくれさえすればいいんだって。

あなたもそう思ってたんじゃないかな?

それいがいに何も望まなかったよね。

これはさ。

生まれてきてくれるわが子への望みでもあるんだけど。

言葉をかえると『要求』にもなる。

お腹の子も大きくなって。

元気な子が生まれてきた。

保育園に通うようになって。

たくさんの人と関わる中で

ただ元気に生まれてくれさえすればいいと思ってたのが、

良い子に育って欲しいという要求にかわる。

人様に迷惑をかけない子に育って欲しいって。

迷惑さえかけなかったらいい。

ただ、ただそれだけでいいって。

今度は、学校へ通うようになって、

高校だけは行ってくれさえすればいい、
という要求にかわる

たくさん勉強して高校に受かっても、

今度は、

大学に行ってくれさえすればいいと思うようになる。

大学を卒業する頃になると、今度は、

就職してくれさえすれば

就職すると、今度は結婚してくれさえすばいいと、
望むようになる

これで、手が離れた。

もう何も要求しないはずが。

結婚すると、

まもなく今度は

孫の顔が見れたら、もう何も望まない。

孫の顔が見れたら、今度は、

一緒に同居してくれさえすれば、 

もう何も望まない

もう何も望まない‥

‥‥。

‥‥。

もう何も望まないって、本気で言ってますか?

また次、その次って、

終わりなんてないよね。

その要求はいつ終わるんですか?って。

ただ元気に生まれてくれさえすればいいという要求から始まって

何十年間って今までしてきた要求を

いつ終わるんですか?

子供はね。

親が喜んでくれると嬉しいから。

必死に応えようとするよ。

スパルタでもなんでも受けるだろうね。

歯を食いしばってやるよ。

世界で一番喜ばせたい人はあなただから。

うちの双子もさ。

いつも私たちを喜ばそうとするの。

私からわずかに発せられる要求。

これを表情や言葉や動作から敏感に
感じ取って、
それに応えようとする。

わたしは無意識なんだけどね。

双子にはその要求が伝わるの。

子供は敏感に感じ取る。

小さなことでも感じ取らせてしまう。

そんな時は、すぐに

《あなたはそのままでいいからね》って

わが子への最後の要求をする。

わたしたち親の思うとおりにしなくていいからねって。

あなたはそのままでいいんだよって。

わが子への最後の要求。

子供はね。

わたしたちの所有物じゃないんだよね。

躾なんていらないよ。

あなたはいつまで要求しますか?

教育という矛先、まだ子供に向けますか?




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