税理士試験2年目編【8】 〜いざ自己採点〜 | 40代の税理士試験 挑戦の記録

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2019年に税理士事務所に転職し、税理士資格取得に挑戦。

地獄のような試験勉強の日々の記録を残します。

税理士試験の受験生は、本試験が終わったからといって遊ぶ時間はありません。

 

 

各予備校が発表する解答を基に自己採点をして、次の1年の勉強計画を立てる必要があるためです。

 

 

初の税法となる消費税法の試験は時間配分を大きくミスしまったのですが、理論を簡潔にまとめることでなんとか乗り切りました。

まぁ、理論の暗記率が6割程度だったので、簡潔に書くことしかできなかったんですが。

 

 

ちなみに、理論の模範解答が大原とタックでは結構違いましたので、自己採点をしたのは大原の模範解答のみです。

さあ自己採点はいかに!

 

 

 

 

 

デケデケデケデケ、じゃーん!

 

結果は61点でした。

 

 

大原予想のボーダーは62点、合格確実74点です。

 

 

時間配分が壊滅的だったにも拘わらず、意外といい勝負できたんじゃない?

 

 

大原の先生が「試験に出ませんと断言した居住用賃貸建物の転用調整は合ってるし、ていうか30分もかけて失敗したと嘆いていた個別計算問題は満点だし。

 

総合問題で最も時間をかけた納税義務は計算間違いしていました。

 

 

 

悔しかったのが計算問題の「不可飲処置された料理用清酒の処理。

 

 

~ 本試験中の思考回路 ~

 

そもそも「不可飲処置」って何よ。

漢字をそのまま読み解くと、飲めないように処置された酒?

飲用ではない酒?

消毒用アルコールみたいなものかしら?

あぁ、料理酒由来のオーガニック系消毒液ね!

ということは、飲食料品ではないから軽減税率対象外で税率10%だわさ。

 

~ 回想オワリ ~

 

 

深読みしすぎだったみたいです。

酒は消費税率10%、調味料は8%ですが、不可飲処置された料理用清酒は8%で扱いますよーというのが正解だったみたい。

 

最初は正答を書いていたのに、もったいない。

 

 

 

理論問題は問1-2の解答を問1-1の解答用紙に書くという初歩的なミスを犯しているけど、やさしい試験委員はマルにしてくれるだろうという希望的観測も含まれています。

筆記用具として認められているのはボールペンだけだし、このぐらいは大目にみてくれるでしょ。

「これは1-2の解答ですよー」って注意書きも残しておいたし。

 

 

 

で、次の1年の勉強科目はどうするか。

 

 

実は法人税法の受験をあきらめたあたりから、一つの思いがありました。

 

5科目合格はかなり時間かかるぞ。大学院に行って2科目免除もらうのが最短じゃね?

 

 

既に会計2科目は合格済です。

消費税法に合格したら合計3科目合格。大学院で論文を書いて税理士の資格をもらおうという算段です。

 

 

法人税と消費税と相続税に合格するぞ!と意気込んでいた1年前の目標はすっかり消え去っていました。

それほど消費税法の勉強に心が溺れてしまいました。

 

5科目合格者の平均受験期間は9年らしいです。さすがに9年も勉強し続けられる自信がない。

 

 

 

ということで、税理士試験3年目は新たな税法に手を出さないことにしました。

 

といっても、何もしない訳にもいかないので、もっかい消費税法の勉強をします。

妻には大学院に行きたいってまだ言ってないし、お金かかるし。