税理士試験2年目編【2】 〜凶暴な法人税法〜 | 40代の税理士試験 挑戦の記録

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2019年に税理士事務所に転職し、税理士資格取得に挑戦。

地獄のような試験勉強の日々の記録を残します。

法人税と消費税の講座が始まりました。

授業は法人税法が週2回、消費税法が週1回だったと思います。

 

 

これまでずっと簿記の勉強していた私にとって、初めての税法の勉強はとても難しい反面、やりがいがありました。

 

 

特に法人税。

例外規定などが数多く散りばめており、夢中で計算パターンを学びました。

ただ、一生懸命覚えてもすぐ忘れてしまいます。

この感覚、独学で簿記1級を勉強していたときと一緒です。

 

 

あの頃の私だったら、バカの一つ覚えのように解法を暗記していくだけですが、ニュータイプに進化を遂げた今の私は違います。

 

なぜそのような計算をする必要があるのか、どのような意味があるのか、をしっかりと探求する癖がついていました。

 

 

おかげで確認テストは上位30%前後をキープし続けました。

 

 

ただ、難儀だったのが理論暗記です。

 

財務諸表論の理論暗記も辛かったですが、法人税法の理論はレベルが違います。

覚える量が多すぎる・・・。

 

授業は週2回あるため、実質3日で10ページ前後を暗記する必要がありました。

しかも文章は難解です。ナニイッテイルノカワカリマセン。

もう毎日必死です。

 

 

 

税理士試験の理論暗記は、覚えては忘れてを繰り返すことで脳に定着させていきます。

が、さすがに3日スパンで大量に覚えて忘れてを繰り返すだけで、本当に定着するのか不安でいっぱいになっていました。

 

 

財務諸表論の理論暗記で効果的だったメモリーツリーの制作も考えましたが、文章量が多すぎてとても作れそうもありません。

 

 

加えて消費税法も理論を暗記する必要があります。

ほえー。

 

 

当時は、月〜金はがっつり法人税の授業と勉強。土曜に消費税法の理論を必死につめこみ、日曜に消費税の授業を受けるというルーティンでした。

 

 

もっと消費税にも時間を割きたいなと思っていましたが、少しでも法人税をサボると、その凶暴さに一瞬で心が折られそうな気がしていました。

 

 

 

法人税の理論暗記は不安でいっぱい。消費税法も覚える時間が足りない。

 

付け焼き刃の勉強をしている気がする。。。

 

年末に向けて、その不安はどんどん大きくなっていくのでした。