法人税と消費税の講座が始まりました。
授業は法人税法が週2回、消費税法が週1回だったと思います。
これまでずっと簿記の勉強していた私にとって、初めての税法の勉強はとても難しい反面、やりがいがありました。
特に法人税。
例外規定などが数多く散りばめており、夢中で計算パターンを学びました。
ただ、一生懸命覚えてもすぐ忘れてしまいます。
この感覚、独学で簿記1級を勉強していたときと一緒です。
あの頃の私だったら、バカの一つ覚えのように解法を暗記していくだけですが、ニュータイプに進化を遂げた今の私は違います。
なぜそのような計算をする必要があるのか、どのような意味があるのか、をしっかりと探求する癖がついていました。
おかげで確認テストは上位30%前後をキープし続けました。
ただ、難儀だったのが理論暗記です。
財務諸表論の理論暗記も辛かったですが、法人税法の理論はレベルが違います。
覚える量が多すぎる・・・。
授業は週2回あるため、実質3日で10ページ前後を暗記する必要がありました。
しかも文章は難解です。ナニイッテイルノカワカリマセン。
もう毎日必死です。
税理士試験の理論暗記は、覚えては忘れてを繰り返すことで脳に定着させていきます。
が、さすがに3日スパンで大量に覚えて忘れてを繰り返すだけで、本当に定着するのか不安でいっぱいになっていました。
財務諸表論の理論暗記で効果的だったメモリーツリーの制作も考えましたが、文章量が多すぎてとても作れそうもありません。
加えて消費税法も理論を暗記する必要があります。
ほえー。
当時は、月〜金はがっつり法人税の授業と勉強。土曜に消費税法の理論を必死につめこみ、日曜に消費税の授業を受けるというルーティンでした。
もっと消費税にも時間を割きたいなと思っていましたが、少しでも法人税をサボると、その凶暴さに一瞬で心が折られそうな気がしていました。
法人税の理論暗記は不安でいっぱい。消費税法も覚える時間が足りない。
付け焼き刃の勉強をしている気がする。。。
年末に向けて、その不安はどんどん大きくなっていくのでした。