税理士試験の必須科目である簿記論、財務諸表論で見事合格を勝ち取りました。
次はいよいよ税理士試験の本丸ともいえる税法科目への挑戦です。
税法科目は法人税法、所得税法、相続税法、酒税法、消費税法、固定資産税、事業税、住民税、国税徴収法の9科目があり、選択制でその内3科目に合格する必要があります。
また選択方法は、法人税法と所得税法はいずれか一つは必須、酒税法と消費税法は1科目のみ選択可などルールがあります。
この9科目、難易度は同じではありません。
地獄級は法人税法、所得税法といわれており、次いで難しいのが相続税。その後に消費税、固定資産税と続き、事業税、住民税、酒税法、国税徴収法は比較的簡単(それでも難しいですが)といわれています。
つまり、3科目の選択の仕方によって、税理士試験合格までの距離が変わります。
なお、実務を行う上で役に立つのは、法人税法、所得税法、相続税法、消費税法といわれています。つまり難易度上位4つです。
各スクールの授業は税理士試験本試験の翌月の9月から始まります。
そのため、12月の合格発表前に次の1年の勉強科目を決めてしまわないといけません。
さて、私の科目選択の戦略です。
簿記論、財務諸表論の本試験を終え、大原の先生から「とりあえず簿記論、財務諸表論は卒業してOK」とお墨付きをもらいました。
無敵感に溢れています。
そんな私が企てた科目選択は法人税法、相続税法、消費税法でした。
志は高く。
厳しかったら途中で科目変更してもいいし。
無敵だとおバカになりますよね。
私も暴走しだしました。
そうだ。税法も1年で2科目合格すれば3年で5科目取得できるんじゃね?
2年目は法人税と消費税の2科目受験でいこう!
大原の先生に意思表明をしたところ必死に止められました。
そんな甘い試験じゃないと。
でも無敵の私は聞く耳をもっていません。
いえ、2科目いきます。天才ですから。
税理士試験2年目は法人税と消費税の講座申し込みから始まったのでした。