簿記1級編【4】 〜再挑戦を決意〜 | 40代の税理士試験 挑戦の記録

40代の税理士試験 挑戦の記録

2019年に税理士事務所に転職し、税理士資格取得に挑戦。

地獄のような試験勉強の日々の記録を残します。

税理士資格 挑戦日記と銘打っているのに

簿記1級の話が長くてすいません。

ただ、簿記1級の受験経験がその後の学習スタンスを形成する上で

影響が大きかったため、もう少し書き留めておきます。

 

 

簿記1級の再受験を決めたきっかけは、

異動から3年後の転職でした。

転職先は親戚の税理士事務所。

所長からは、仕事の合間に勉強してもOK

1日も早く税理士資格を取得してほしい

とミッションを課されました。

 

税理士事務所での勤務実績が2年以上あれば、税理士試験の受験資格を得ることができます。

ただ2年は待てません。ASAP(by宇多田ヒカル)です。

なるべく早く受験するために、再度1級の沼にハマる覚悟を決めました。

簿記1級の学習は、税理士試験の簿記論、財務諸表論にもつながるはずだし。

 

 

これまでの苦い経験を踏まえた上で、学習法を変える必要がありました。

ただ、私が住んでいるのは田舎のため、簿記1級を学べるスクールはありません。

となると通信教育しかありませんが、どうも乗り気になれませんでした。

妻も以前、簿記1級を学習したことがあり、その時に活用していた大原の通信教育(CD版)の教材を使わせてもらったことがあったからです。

講師が抑揚のない声で淡々と参考書を読み上げるだけで、一瞬で眠くなりました。

自分で参考書を読むのとなんら変わりません。

これで何十万も支払うのはもったいないような気がしました。

もちろん妻も1級は合格していません。

 

結局、ネコちゃんの参考書を再度購入してしまいました。。。

ただ、参考書の情報を鵜呑みにするだけでなく、Youtubeの解説動画を視聴したり、ネットで会計処理の意味を検索したりして、自分なりに本質を理解しようと努力しました。

 

そこで出会ったのが、簿記1級の様々な論点を分かりやすく解説しているブログ「プロフェッショナル簿記」(プロ簿記)です。

簿記1級だけでなく、会計士、税理士受験生でも利用されている方が多いのではないでしょうか?

 

ネコちゃんの参考書しか使ったことがない私にとってこのブログは衝撃でした。

今までちんぷんかんぷんだった論点が実務例などを用いて分かりやすく解説され、かつスマートな解法に導いてくれます。

論点の本質理解に重きを置いているため、解法も頭にこびりつきます。

気が付くと、ブログ内の「本質講義」だけでなく「簿記こぼれ話」など多彩なコンテンツを隅々まで夢中で読み漁っていました。

 

プロ簿記はオンラインスクールも行っています。

ここなら合格できる気がする!

過去の授業録画を視聴することができるオンデマンドコースに早速申し込みました。

そこで再度衝撃を受けます。

 

利用料金が約5000円ぽっきり/月

テキスト、問題集も自分で印刷すれば無料。安すぎるのでは???

 

 

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進研ゼミのマンガか!というぐらいプロ簿記を持ち上げていますが

私が勝手に書いているだけです。

ただ、本当にすばらしいサイトなので簿記1級、会計士、税理士受験生は一度覗いてみてください。

 

次回以降、もう少し具体的にプロ簿記で学んだことを書きたいと思います。