仲良くしてね
飼育員の実ちゃん、うれしそう・・・
26年ぶり、子熊を人工飼育 雄雌の2頭 須坂市動物園
須坂市動物園が、生後3カ月ほどのツキノワグマ2頭の飼育を始めた。1月に老衰で死んだツキノワグマの「花子」が、1991年に園にやって来たとき以来、26年ぶりの子熊の人工飼育となる。
県によると、2頭は今春、鹿などの有害鳥獣駆除で上田市内の山に入った猟友会員らが目の前に飛び出してきた母熊をやむなく射殺、巣穴にいたところを保護されたという。担当飼育員の羽生田実さん(56)によると、当初は2頭とも衰弱していたが、今は体重が3倍近い約3キロに増え、すくすく育っている。
市動物園では、2015年に推定27歳で死んだ「大助」、この1月に推定25歳で死んだ花子とも、羽生田さんが飼育を担当した。今回は雄を「ケン」、雌を「メリー」と命名。羽生田さんは「大助や花子と同じように、ケンとメリーも動物園の人気者になってほしい」と願っている。
今後は2頭とも、天気が良い日に展示スペースに出して飼育する予定という。
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