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動物園の関係者では、有りませんが、生き物なんでも大好きです。新しいことは苦手ですが、豊富な人生経験。年の功が誰かの・何かの役に立てばとの思いでブログをはじめたのですが、気がつけば若い方に励まされてばかり、感謝、感謝の毎日です。

溶融燃料、格納容器の床を65センチ侵食 東電解析

2011.11.30 22:13 

 

福島第1原発の事故で、東京電力は30日、1~3号機の原子炉圧力容器から溶け落ちた燃料が、格納容器の底にあるコンクリート床を熱分解し、最大で12~65センチ侵食したとのシミュレーション結果を発表した。侵食は鋼鉄製の格納容器には達せず、内部にとどまるという。今後、廃炉に向けて原子炉から溶融した燃料を取り出す際に、作業が困難になる恐れがある。経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議で報告した。同会議では、東電のほか原子力関係3事業者も解析を発表、今後妥当性が評価される。

 東電は炉心の状態を解析し、最大で1号機は100%、2号機は57%、3号機は63%の燃料が圧力容器から外側の格納容器内に溶け落ちたと推定した。格納容器の底には、落下物から容器を守るための高さ約2・6メートルのコンクリート製の床があるが、東電の解析では、溶け落ちた燃料が、格納容器の底のコンクリートを熱分解する「コア・コンクリート反応」を引き起こした。

 侵食されたコンクリートの深さは、最大で1号機は65センチ2号機は12センチ、3号機は20センチだった。1号機では鋼鉄製の格納容器に最も近いところで、約37センチ手前まで侵食が進んでいた。

また、格納容器内の気体の解析などから、現在はコンクリートの侵食は止まっており、燃料の冷却もできているという。このため、東電は「工程表の冷温停止状態の判断には影響しない」としている。

 一方、財団法人エネルギー総合工学研究所の解析では、1号機の侵食の深さを2メートル未満としたさらに、溶融した燃料で圧力容器を支える柱などが損傷し、「炉内構造物が損傷、倒壊した可能性も否定できない」と指摘した。

 これに対し、東電は圧力容器を支える柱などについて、「健全性は確保されている」とした。


財団法人エネルギー総合工学研究所のコメントと東電のコメント、だいぶ違うなぁ~・・・・・・。



どちらにせよ、チャイナシンドローム、とまではいかないまでも、

本当はもっと深刻なのかもしれません。


以前、ブログに書いた内容です

コアコンクリート反応

格納容器の底に、メルト して堆積した核燃料の除熱ができないと、厚さ三センチの鋼鉄(融点 1400度)を溶かし、格納容器の底を抜く。

(メルトダウンは確実に起きています)


格納容器の底には、コンクリート があり、この


コンクリート 核燃料が反応し、多量の一酸化炭素 水素 が発生する。

これがコアコンクリート 反応だ。

(今日のニュースの内容)



当然格納容器の外には、酸素 があるので、酸素 水素 が反応し、


水素 爆発

を起こし、格納容器は、破損し容器内の放射性物質 をバラマクことになる。


最悪である。

それが、今進行中だ。

最終段階を迎えつつあるように思える。

今まで爆発が起きなかったのは、たまたま「運」がよかったからだろう。

その「運」も尽きようとしている。

楽観シナリオも書いておこう。

慰めぐらいにはなる。

大半の溶融した核燃料は、まだ圧力容器内にあり、底で冷えている。

崩壊熱 も減少したので、この調子で冷やせば大丈夫。

仮に格納容器に落ちても、格納容器の底に溜まっている水で冷却されているので、注水していれば大丈夫というものだ。

そうあって欲しいと思う。


おまけ。

3号機の寝食が少ないのは、燃料の大半がすでに核爆発を起こして飛散したから?

・・・・・・深刻なのかなぁ