稀勢の里の大関昇進が決まりました。
大関昇進の目安は三場所で33勝。
10勝・12勝・10勝=32勝で大関昇進を決めたが、来場所の11勝を期待したほうが良かったという声が聞こえるなど、賛否両論はありますが
相撲ファンとして、まずは、心からの「おめでとう」
そして
決まった以上は「その名に恥じぬよう努力精進を重ねていただきたい」
という気持ちを前提として、
くまのひとり言を綴ります。
稀勢の里に対して、多くの方が土俵上の態度が好ましくないことを指摘されています。実際の人となりはどうなのでしょう?
ある人曰く
稀勢の里は喋りとお愛想が基本下手なんで、テレビでは仏頂面してるだけ。
巡業とか稽古の合間には実にいい顔してるし礼儀正しいしな。
以前安芸乃島がインタビューで「憶えてないっす」「わかんないっす」って
無表情で繰り返してたけど、実際はむちゃくちゃひょうきんで冗談好きだった
また、ある人は
焼肉屋で卑猥で下品な会話をしていた・・・・・
白鵬は
ただ「ちょっと態度がよくないから、
いろんな意味で…。本人は一生懸命だから、上を目指すなら心の部分を理解しながらやってほしいね」
と言った
(と、スポーツ新聞に書いてあったらしいです)
土俵態度の悪さもですが、素行の悪さも有名だったのが、元横綱「朝青龍」
しかし、それ以上にひどかったのが、結局大麻所持および吸引を理由に解雇処分を受けた「露鵬」
土俵上で行司に悪態をつく。
勝敗が決まった後、相手力士を土俵下に突き落とす。
取材に来た新聞社の記者を暴行して打撲を負わせた。
etc
ふてぶてしさなら、朝青龍よりも上といわれているのが、大横綱の北の湖。
、
このことについて、このようなコメントをされておられる方がいます。
北の湖関は負けた力士に手を貸さなかった。
自分がされたら、負けた上に物凄い屈辱だから、相手にも絶対しないと。でも観客は「傲慢、冷たい、ふてぶてしい」と言った。北の湖関にとっては相手を尊敬しての行為だったのに。そして彼は引退するまでそのことを言わなかった。
( 彼の相撲スタイルが変わったのは、大関に昇進した後のことだそうです)
「気合を入れる」と「気負う」は似て非なるもの
表面に現れる人間の心の奥底にある本質は、まさに紙一重。
テレビの画面でしか見ることはできませんが、
くまの目には、稀勢の里の気の弱さが土俵態度に現れているように見えて仕方ない
環境が人を育てることを期待し、多くの人に愛される力士を目指ざすとともに、来場所は是非優勝に絡んでくれることを期待してやまない。
おまけ・・・
初日から九連勝した、新大関の琴奨菊が十日目に負けてから、気負いが目立ち、結局は十勝。
昇進の目安3場所33勝でいえば、大関のノルマは平均11勝。
来場所12勝・・・・・だよ。
しょうちゃん!がんばってよぉ。