従業員さんへの仕事の振り方を変えるだけでも職場の雰囲気をよく出来ます！

人材活性化コンサル、社会保険労務士小川です。

今週の業務もなんとか終えることが出来ました。

さて、先日事業主さんからこんなご相談を受けました。

事業主A「いつも頑張って働いてくれている主任のB君なんだけど、なんか最近、元気がないんだよね。体調が良くないのかな？」

小川「あ、Bさんですね、いつも頑張っておられますよね。ちょっと彼の出勤簿を見せていただけますか？」

小川「他の従業員さんよりも突出して残業時間が多いですね。Bさんって何でもかんでも自分でやってしまう方でないですか？」

事業主A 「そう言われてみたらそうだね。彼はスキルが高いからね、部下の仕事を見ていて口を出さずにはいられないんだろうね」

なんでもかんでも自分でやってしまう管理職、これでは部下は育ちません。

従業員さんが困っている時こそ事業主さんの対応が問われます

人材活性化コンサル、社会保険労務士小川です。

今日で10月も終わりですね。

今年も正味、あと二カ月で終わりということを改めて気付かされ、月日の早さを実感しております。

さて、今日は顧問先から従業員さんの病気の件で問い合わせがありました。

人材紹介会社経由で入社された方なのですが、数ヶ月で完治が難しい病気にかかられたとのこと。

事業主「休んでいる間の給料をうちで支払う必要あるんですかね」

小川「ありません。4日以上休まれた場合には健康保険から傷病手当金が支給されます。有給もまだ発生しませんしね、始めの3日分は無給となります。賃金を支払う、支払わないは基本的には自由です。」

小川「ただ、従業員さんを守る温かい会社だと思ってもらうためには3日分、全額でなくても良いですが、賃金をお支払いされてはいかがかと思います。会社に大切にされていると思ってもらえるかも知れませんよ」

事業主さんには快諾していただきました。

従業員さんへのほんの些細なサポートで従業員さんの会社への愛着は高まります。

こんにちは、小川です。

今日は昨日までと打って変わって暖かい天気で服装の調節が難しいですね。

昨日は先日ご依頼のありました貸切パーティースペース様の求人票作成の準備作業をしておりました。

作成の前段階として「ヒアリングシート」なるものをご送付させていただきました。

A4で4枚程度あり、かなりボリュームのあるもので、

ご依頼者様には驚かれることは多いです。

このヒアリングシートを書いてもらう目的は2つあります。

一つは求人というものを通して自社の強み、課題を棚卸ししてもらいたいということ。

やはり、働く職場のイメージが掴めない求人票に応募が来る可能性は低いです。

ここがクリアになることによって、グッと求職者の心に響く求人票が作成することが可能になるのです。

もう一つは既存の従業員さんと協力して求人活動を行なってもらうことです。

求人というと事業主が行うものという固定観念を持ちがちですが、当然、一緒の職場で働く既存の従業員さんの協力なくしてはうまくいきません。

求人票作成に協力をしてもらうことによって、事業主さんでは分からない意外な職場の魅力が明らかになったりすることもあります。