皆さんこんばんわ、さとさです。
今日は、私がハンドメイド作家を目指している理由をお話したいと思います。
私は今、桜の花をモチーフにした雑貨をハンドメイドのジャンルとして活動しています。
幼い頃から、絵を描いたり物を作ったりするのが好きでした。自分で作ったフェルトのペンケースを作っては母親の誕生日プレゼントとして渡したり、紙とペンがあれば、動物や家族の絵を描いたりしていました。
それから年月が経ち、高校生時代に参加した、ある専門学校のオープンキャンパスでのことです。
そこは元々デザインの専門学校で、在学生の方が、自分がデザインした雑貨や服などを、自分達で販売するためのお店を運営していました。
オープンキャンパスの帰りにそのお店に立ち寄ったのですが、私は並べられたポストカードや雑貨に魅了されました。そこには、市販されているものとは明らかに違う、「この世に1つしか無いもの」であるが故の、輝きのようなものを感じたのです。
そしてそこで、キーホルダーとポストカード数枚を購入したのですが、レジに持っていった時、学生の方が「有難うございます!」と嬉しそうに微笑んでくれました。
幼い頃から物を作ったり絵を描いたりするのが好きだった私は、その時、いつか自分も、自分で作った雑貨を販売し、色んな人に喜んで貰いたい、と強く思ったのです。
では、何故その中で桜をモチーフにしているのかというと、もちろん桜が好きだというのもありますが、私の生まれた時期が、丁度桜が綺麗な春の最中だったのです。
私は、生まれた時未熟児で、しかも瀕死状態でした。
その後、父の輸血を受けて生き延びました。
母も、私の為に病院へ連れて行ってくれたりしました。
両親のおかげで、私は今、こうして生きていられています。
もちろん両親には、いつも感謝していますが、自分が生まれた春に、春であることを強く感じられる桜の花を見る度に、あの時生かしてもらえたからこそ見られる、感じられる事が沢山あるのだと実感でき、落ち着けるし、優しい気持ちになれます。
だから、桜をモチーフにしようと決めたのです。
私が作った雑貨で、皆さんにいつでも春を感じてもらえたら。
そして、心が落ち着いたり、優しい気持ちになれたら良いなと、そう思いながら日々、雑貨を作っています。