前回の放送で宝太郎がプラチナガッチャードに変身し、遂にグリオンを倒した。ミナトは宝太郎達の元へ戻り、とりあえず一件落着という訳だ。今週は蓮華が祖母・民子が住む田舎へと里帰りするが、そこにカラカラお化けに襲われる事に。
久々に錬金アカデミーに戻ってきた宝太郎達だが、ミナトは「本当に俺はここに戻ってきていいのか」と疑問に思う。でも、宝太郎は「錬金アカデミーの先生はミナト先生だけです」と返す。現時点で回収済みのケミーは78体で、残りの23体はこれから探しに向かう訳だ。
ミナトは錬金連合からのメッセージを宝太郎達に見せ、連合は「あのグリオンは諸悪の根源だとは恐れいった。これからもケミー収集に励んでくれ。期待している」と。だが、りんねとスパナは連合の手のひら返しの態度が気に入らないようだ。これまでに散々酷い行いをしてきたのだから。
その時、蓮華から連絡が入り、妖怪が出た事を宝太郎に伝える。すると怪しい男が蓮華のタブレットを取り上げ、退魔師・スターシャイン星野と名乗る。さらに弟子も現れ、何と宝太郎とりんねのクラスメイトである加治木であった。加治木は“パンドラ加治木”と名乗っていた。
宝太郎とりんねは蓮華の田舎へ向かうが、人魂が現れた。怖がる宝太郎と蓮華をよそに、りんねは何故か喜んでいた。宝太郎が強制的(？)にガッチャードに変身させられ、妖怪と戦うハメに。蓮華が戻って来ない事に心配した民子が駆け付けるが、そこに星野と加治木が現れ、ケミーを奪って直ちにその場から離れた。
田舎に2人のチンピラが現れ、空き缶をポイ捨てする等非常識な行為を働く。それを見ていたアトロポスはグリオンが遺したキューブを使い、チンピラ2人をマルガムに変えてしまう。また、最初は星野の事を胡散くさく思っていた民子は妖怪から救ってくれた事を村民達に告げる。
宝太郎は錆丸から聞いた話によると、妖怪はケアリーとベロソルというケミーである事が明らかになった。だから星野が使った能力は霊力ではなくケミーの力という訳だ。それを知らない星野は霊力を得た事を宝太郎達に得意気に伝える始末だ。
その時、集会所にカラカサオバケマルガムとフェアリーマルガムが現れる。星野は霊力(のつもり？)でマルガムを追い払おうとするが、通じるはずがなく返り討ちに遭う。宝太郎はマルガムをおびき寄せ、プラチナガッチャードへと変身。宝太郎は2体のマルガムを難なく退け、ケアリーとベロソルのケミーの回収。
マルガムにされたチンピラは地上げ屋であった事が判明。実はこの村は廃村にし、産業廃棄物の最終処分場の話が持ち上がっていたという。村民も本当はここで暮らしたいのだが、村の活気は失われていく傾向にあり、それを受け入れる意向であるようだ。
ケミー騒ぎは一件落着かと思われたが、星野は「まだ終わらない」事を告げる。予言らしい事を語るが、正直何を言っているのか分からない(笑)。だが、終わっていない事は確かで、終盤で村長が何者かに襲われた事が物語っている。続きは来週で明らかになる。