たかが、ツェルニー、されど、ツェルニー | 喜多方市塩川町 会津若松市 ピアノ教室「ぴありな日記」

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喜多方市「ぴありな音楽教室」は、音楽的成長と共に、人としての成長を大事にレッスンをしています。喜多方市の他、会津若松市、下郷町、湯川村、磐梯町と多方面から習いに来ていただいてます。中学生以上を対象にした1レッスン制も設けており、大人の方に好評です。

たかが、ツェルニー、されど、ツェルニー
 
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
 
はじめに「ツェルニー」とは、ドイツの作曲家、ピアニストで、ベートーヴェンのお弟子さんです。


日本では「練習曲(テクニック取得)」のテキストで知られています。

「ショパンの練習曲」と違って、「ツェルニーの練習曲」は“淡々としていて、つまらない”という声が多く聞かれます。

サンサーンスの作曲した組曲「動物の謝肉祭」では、皮肉たっぷりに、ツェルニーの作品風に「ピアニスト」という曲を作曲しているくらいです。

私も「つまんないな~」と学生時代は思っていました。


トレーニングで例えれば「ひたすら走る、ひたすら腹筋を鍛える」みたいな感じ?

こんな、つまらないトレーニングしてないで、早く実践(ゲーム)した方がいいんじゃない?

レッスンで例えるなら「こんなつまんない練習曲は弾いていないで、曲を弾こうよ」って感じでしょうか?


先日、長い月日をかけ、ツェルニーの練習曲1曲が仕上がった生徒がいました。

練習曲は、テクニック・技術の習得なので、求められるテクニックが身に付いていなかったら「OK」は出しません。

でも「OK」を出した時、ここまで引っ張ってきて良かったと思いました。

その生徒の弾いた練習曲は『細かな音符の粒をそろえ、内声のメロディーを控えめだけど、きちんと弾く』というテクニックが求められました。
 
この生徒が使っている他のテキストの楽曲では、この技術は習得できないと思います。
この事に関しては、生徒本人も理解したと思います。


ツェルニーのテキストを使っている生徒の数、この記事を書くのに振り返ってみました。

三人でした。

私自身、テクニック教本なら「絶対ツェルニー!」と思っていないし、生徒一人一人、使っているテキストは違うので、練習曲的なテキストも異なります。
 
どんなテキストでも、テクニック習得のための「練習曲」をこなしていくと、力が付きます。

ポップスを弾く時も、指の運びが楽になったり、きれいな音を出せるようになります。


たかが、つまんない練習曲のツェルニーではなく、

されど、技術の底上げ、安定のツェルニーだと思います。
 
 
・年少・年中さんを対象にしたプレ・ピアノコース が出来ました。

 

・ぴありな音楽教室では体験レッスン を行っています。
 

ぴありな音楽教室に興味のある方は、お問い合わせくださいね。


 

 
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