発表会で、ちゃんと演奏できるか心配です

こんばんは！！喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。

年度初めに「生徒情報」を記入していただきます。

後ろに「ご相談があれば」という欄があります。

今回、発表会が初参加となる生徒さんのご家庭から、

「発表会で、ちゃんと演奏できるか心配です」

といった内容が書かれていました。

ここでいう「ちゃんと演奏」は「練習しなくて弾けない」という意味ではなく「精神的」な事。

私からの回答は、

「これは、その時になってみないとわかりません。私たち大人は、そうなった時の対処を用意しておく事が大切かと思います、それでも、出たくないとなれば、その意思を尊重します」

と返答しました。

ここで書いた対処とは「言葉がけ」。

それでもダメだったら「隣にお母さんに座っていただき、見守る中、弾く」などなど。

でも、そんな心配は無用でした。

発表会の初ステージで、堂々と、演奏出来ました。

発表会後のレッスンで、お家の方が教えてくれました。

「来年は、虹色のドレスを着るそうです」

良いですね～こういうモチベーション。

「虹色のドレスが似合う演奏が出来るように、がんばろうね」と声をかけました。

発表会当日は、注意深く見守っていましたが、私は、見逃しませんでした。

ステージに上がり、舞台袖の私を見て、ニッコリ微笑んだことを。

ピアノに限らず、いろんな面で確かな自信へとつながっていくと思います。