目の前にある木も大事だけど、その先にある、森を見てほしい
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
「木を見て森を見ず」は「物事の細部にとらわれると、全体を見失う」ということわざです。
発表会を行う事に決めて、動き出しています。
「新規生徒」も「体験レッスン」も休止して、こちらにエネルギーを持っていっています。
ふと、思いました。
(もし、また「緊急事態宣言」級の事が起きて、中止になったら・・・)
発表会の準備は、選曲・構成から始まり、プログラム作成、打合せ、そして、レッスン前の指導案の作成も、通常のレッスンに比べ時間がかかります。
発表会の準備に、どれだけの時間をかけるのだろう?
時給に直したら…相当な臨時収入ですね(笑)
もちろん、生徒からいただくのは実費のみ。
こうした準備にかかった時間には対価は発生しません。
リスクがある中で、なぜ発表会をやる事に決めたのか…(毎年、あんなに苦しんで、疲れるのに、あなたも物好きね)って言葉も私の中から聞こえてきます。
きっと(木)発表会だけを考えていたら、中止していたかもです。
でも(森)発表会を通じて得られる大きさを考えたら、中止できませんでした。
今年は、世の中がピリピリしている事もあって、子供たちの心理も影響を受けているかもしれません。
発表会の前は、その子の弱い所が浮き彫りになります。
『音楽的要素』であれば、音読み、リズム、技術的な事。
『心理的要素』であれば、集中できない、飽きっぽい、出来ない所・ネガティブな事に意識が行く。
『外的要素』は、他の習いごと、学校の宿題の量など、時間が取れない、また、お家での練習環境が整っていない。
今、弱い部分が出まくっています、あの子も、その子も・・・です。
発表会がなかったら・・・って考えないで、発表会があるから、その子の弱い部分が浮き彫りになって、そこに気付き向き合う事が出来たと考えていただけませんか?
向き合った結果「成長する事が出来た」としたら?
今、目の前にある事は「木」です。
その先に、大きな「森」がある事、忘れないでください。
何に、どこに意識を向けるか?
それでも、心配だったら、遠慮なく、私に話してくださいね。
今、レッスンしていて感じる事がたくさんあったので、昨日、今日と、保護者のみなさんに手紙を書くつもりで時間をかけてブログを書きました。
・年少・年中さんを対象にした、新しい教室のコースプレ・ピアノコース
が出来ました。