人生に彩りと豊かさをもたらす楽器演奏が出来るために必要な事
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
お金や食べ物を渡すという援助は、その時で終わってしまいます。
援助が当たり前になってしまって、自立ができなくなることもあります。
与えるだけの援助ではなく、自分たちでお金を作りだす手段を伝え、自立した生活を出来るようにする事が大切。
例えが、ちょっと深い話ですが、ピアノ指導も似ている所があります。
今、発表会の曲を練習しています。
読める範囲の音は、自分で読んでもらいます。
もし、私が読みを先に教えてしまったら、その瞬間は出来ても、自分で読む事をしなくなります、音が読めるようになれば、世界が広がります。
リズムも考えて弾けるようにします。
もし、私が弾いてしまって感覚で弾いてしまうと、自分で考える事をしなくなります、リズムがわかれば、世界が広がります。
それぞれが、一人では解決出来ない・学習していない事は、時間も労力も惜しまず教えます。
練習の仕方がわからなかったら、その生徒に適した練習の方法を考え伝えます、時に一緒に練習します。
家での練習でわからなくなった時のために「その時は何ページを見たら良いよ」って教えます。
今までのレッスンでの積み重ね、出来るようになった事、資源はたくさんある。
・・・にもかかわらず、自分で歩きだせない生徒もいる。
「わからない時はここを見て」と練習法を書いても見ない。
読める音も読まない。
私の思いとしては「レッスン曲も含め発表会の曲」を弾く事が目的ではありません。
発表会は通過点であって、目的は「楽器演奏によって、人生に彩りと豊かさをもたらすこと」
レッスンに通っている時だけでなく、末長く、一生涯、楽器演奏を楽しめるようになって欲しいのです。
そして、レッスンを通じ、人として成長していけたらと考えています。
私は、楽器店で習っていて、先生もコロコロ変わって、「違う」と「正解」は教えてもらっても、その正解にたどり着く手段は教えてはもらえませんでした。
ほぼ自力で、音読みが出来、リズムを理解した時は世界が広がりました。
曲の作り、調性など、得た知識は興味を持って組む事が出来ました。
知った時は「この世界を早くに知りたかった・・・(なぜ、教えてくれなかった?)」と思いました。
私が、手に入れるまで、長くかかったそれらが、すぐそこにあるのに…なんか、もったいない。
「自分で考える事」は、とっても大切な事。
・年少・年中さんを対象にした、新しい教室のコースプレ・ピアノコース
が出来ました。