打鍵と離鍵
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
ピアノは弾いて音を出します。
どうやって弾くかと言えば、指を鍵盤に落とします。(・・・知っていますよね)
これを「打鍵」って言ったりします。
でも、指を落とすことばかり意識が行きがちですが、指を鍵盤から離す(離鍵)意識も必要なのです。
音をつなげて弾く時、前に弾いた音の指が上がっていないまま、次の音を弾くと、音が重なって濁った音になります。
きっと、こうした奏法もあるのかと思いますが、まずは一音ずつ、つなげて弾く事が基本。
レッスン中、ピアノを習い始めたばかり生徒さんの、重なる音が気になりました。
もちろん、指のタッチもまだまだ不安定。
「どこまで理解出来るか?」そんな思いを持ちつつも『音が重なっている事』『そうならならいようにするにはどうしたら良いか』を伝えました。
その後、この生徒は、一度、弾きはじめた演奏を止めて、弾きなおしをしたのです。
その弾きなおした音を聴いて思ったことがあり、演奏後に声をかけました。
「ひょっとして、音が重なったから、弾きなおしたの?」
首をこくりと、前に振りました。
幼くても、習い始めたばかりでも、わかるのですね。
何より「自分の音を聴いていた」から気付いた事。
「まだムリかもかもしれない」と思いこむのは、可能性を摘むことかも知れません。
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