学校の伴奏譜の音が違っていたら…
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
先日、とある学校の校歌の楽譜を受取りました。
最近では、有名アーティストも校歌を作っていますよね。
私の大好きな、ピアニスト、西村由紀江さんも手掛けているそうです。
でも、ほとんどの学校が、昔から受け継ぐ、伝統の校歌。
昔ながらの校歌は、比較的、和声もシンプルなので、たまに、レッスンの中で和音付けをしたり、和音の聴きとりに使います。
先日も、それが目的で、保護者の方に頼んで、校歌の楽譜を用意してもらいました。
さっそく弾いてみると「なんか変だぞ?」
何度弾いても、ゆっくり弾いても、やっぱり変なのです。
多分、楽譜の和音の付け方が間違っている。
シンプルな和音付けだと、三種類。
音楽用語を使えば、子供たちにも馴染ある、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ(7)の3つ。
和音付けって「このメロディには、Ⅰの和音、ここからⅣの和音…」みたいに、そのメロディに合う和音を付けていくのです。
一応、音楽用語を使わないで説明するとですね・・・
メロディは生き物に、和音をⅠ→哺乳類 Ⅳ→鳥類 Ⅴ(7)→ハ虫類
としますね(笑)
ネコという部分のメロディは、哺乳類だからⅠの和音が正解です。
タヌキという部分のメロディも、哺乳類だからⅠの和音になります。
ヘビの部分のメロディは、ハ虫類だからⅤ(7)になるはず。
それが、ヘビの部分がⅣの和音になっている?
おいおい、ヘビは鳥類か?
そんな感じの和音ミスが、3か所位あるのです。
これで、きっと何十年も歌ってきたのですね。
でもな、ヘビは鳥という事にしちゃいましょう的にするのも、くっ・・・苦しい。
以前も、こんな事があって、伴奏を担当した生徒が、違うとわかっていながら、波風立てたくないと、その違った和音で伴奏をしました。
あの時も、付け間違いの和音を弾かれる度に、苦しくなったな。
こうした事は、意外と「ピアノの先生あるある」出来事かな?って思います。
こんな時、みなさんだったら、どうします?
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