当初は正直、あまり興味がなかった大ブームの「アマビエ」さんですが、妖怪クラスタの方が「いつのまにかアマビエが疫病を退けるカミになってる…(汗」と嘆きツイートしてらっしゃるのを見て、色々調べてるうちにだんだん興味がわいてきて、描いてみる事にしましたよ、今更感ですが…(笑
そもそも「アマビヱ」という名前自体がおそらく誤植で、古来「アマビコ（海彦）」と呼ばれていた妖怪と同一視されるのだとか。
で、「彦」ですから当然、本来は雄体の妖怪と推定されるのですが、最近流行の雌ヴァージョンのはアニメ版鬼太郎の女体化設定が切っ掛けっぽい模様です。
更に、アマビエは「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と、疫病退散の御利益については全く言及しておらず、原種のアマビコも「私の姿を見る者は無病長寿、早々にこのことを全国に広めよ」と、結局は妖怪が自分で言ってるだけで、どこまでマジなの？感満載だなぁ、と…（笑
それでも当時はこの手の伝説が実しやかに囁かれ、版画にも刷られて流布されていたのだとかで、今でいう「幸福の手紙」の類ですかね…
そういう訳で、原点の｢自分で言ってるだけ｣オス妖怪・海彦としてキャラ立てして描いてみましたよ！
ちなみに、デザインは弘化瓦版アマビエのを踏襲しております。
髪の毛は原画を見て感じたモズクっぽいイメージに、体の鱗はタトゥーに、更に男子なので鯉のぼり風にしてみました。
三本目の足の表現方法が、まぁオレらしいといえばオレらしいポイントだと思います…（笑
当初は二コマ漫画にして、妖怪仲間の鬼太郎やねずみ男に嘘を見抜かれ、総突っ込みされてるオチを着けようと思ってたんですけど、このカットだけで充分ペテン妖怪感出たので、そっちはオミットしました…(笑
※参考資料『肥後国海中の怪』（京都大学附属図書館所蔵）
【あなたが思う「よい夫婦」といえば誰？】
素朴に真面目に日々の生活を頑張って営んでらっしゃる、普通にそこいらじゅうにいらっしゃる仲のいいご夫婦、皆さんがよいご夫婦だと思います。
▼本日限定！ブログスタンプ
.png)
【おうちで美味しいコーヒーを飲むコツは？】
丸のままのコーヒー豆を、毎朝コーヒーミルでガリガリと粉にしてから淹れて飲んでます。
