【お米、毎日食べる?】
米騒動というのは、米中心の食生活を送っていた大正時代、米の価格高騰により生活が困窮した庶民が引き起こした全国的な大規模暴動の事ですが、そこからの振りが「お米毎日食べる?」とか、なんか平和ボケっぽくて良いですね…(笑
これに対して93年に起こった「平成の米騒動」の時には、そもそも米食の比率そのものが大きく落ちていたことに加え、タイ米、カリフォルニア米などの外国米も緊急輸入されたおかげで、暴動までは至りませんでした。
とはいえ、当時は本当に店頭から米がなくなって、情報を頼りに遠くのお米屋さんまではるばるカリフォルニア米を買いに行ったりしたんですよね…
ジャポニカ米と食感が大きく違うタイ米は日本では美味しくないとされ、大量に破棄されたりしたのですが、一方タイでは日本に米が流れたせいで自国内の米価格が高騰し、餓死者まで出たんだそうです。
それを思うと、日本は確かに大正時代から成長して、先進国の仲間入りを果たし豊かになりましたが、その豊かさはどこかの誰かから奪ってきた豊かさだったのかもしれませんね。
まあ今では、我々日本人が輸入したお安い牛肉や果物を食べて、日本国産の高級で高価な牛肉や果物は中国の富裕層が食べる時代になっちまってますが(汗…
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