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幽霊

狂気のような暑さが続いています。

そんなわけで怖い話を。


20年ほど前、猫好きのおばあさんと知り合いになった。

その人に幽霊の話を聞いたことがある。


「この近所(渋谷の某所)はね、昔お墓があったんだよ。

 でもビルを建てるんでお墓を潰しちゃったんだ。

 それからしばらくして私の知り合いがそこで幽霊を見たって言ってたよ。

 生きた人間は上下左右に揺れるようにして歩くだろ?

 でも幽霊はそうじゃないんだ。

 まるで台車に乗ってるみたいにスーッとすべるように移動したってさ。」


この「スーッとすべるように」というのが妙にリアルで、今も記憶に残っている。



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猫のまほう蒲田店の新しい猫

先月の終わりに「猫のまほう 蒲田店」へ行ったら、仔猫が一匹増えていた

名前は「りく」。

仔猫は好奇心が強いので、遊び甲斐がある。

写真を撮ろうとすると逃げるので、お店の人に捕まえてもらって撮った。

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猫遊びに理解のある?「そら」は、同僚のペルシャ猫をいじめるため独房入り。


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猫付き一戸建ての家に住んで、猫まみれの人生を送りたい。

それまでは猫カフェで我慢しよう。


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浦島伝説の寺

京浜東北線東神奈川駅の近くに、慶運寺という寺がある。

その寺には浦島太郎の墓と、太郎が竜宮でもらって来たとされる観音像がある。


その観音像は秘仏の扱いで普段は非公開であるが、12年に一度、子年の一定時期にのみ一般公開される。

おととしの子年には行かなかったが、その前の子年=1996年に参拝に行って見た。


その観音像は高さ60センチくらいで、台座が亀の形になっている点が印象に残った。

浦島伝説は、8世紀に編纂された「万葉集」に載っているくらい古い話だが、その観音像はそんなに古い時代のものにはどうしても見えなかった。

しかし、12年に一度しか拝めないと思うと、少しありがたい気がした。


この参拝以来、浦島伝説についてあれこれ考えて見たので、以下にそれについて書いてみようと思う。


(つづく)