多読書評ブロガーの石井です。
福島で災害復旧活動をされている方から献本頂きました。
著者は、マーケティングのコンサルタントでありながら、ピアニストとしてもCDを作られている今尾昌子(通称マーサ)さんです。
書評の頻度が落ちたいまでも、ありがたいことに一日一冊位のペースで献本頂いています。その多くを紹介出来ておらず非常に恐縮しています。
今回紹介させて頂く本は、ブログの記事を再編集した形のエッセイが1ページ一つ書き連ねてある本です。
特にビジネスのことやマーケティングのことや旅行での邂逅のことや、徒然が書かれている本です。
構成的には、とりとめのないエッセイ集です。良い文章はその人自身の生き様や死生観が浮かび上がってきます。
文章や本の内容は、読み手の状態に依存する部分も大きいのですが、少なくとも今の私には、
献本いただいた福嶋祐子さんからの著者のマーサさん評です。
『私は知り合ったきっかけ、そして仕事柄「マーケッターとしてのマーサさん」を拝見していますが、どんなに忙しくても笑顔を絶やさず、どんな時もあきらめず前に向いて進む方ですね。
そして、大企業の経営者から地元の小さな店の店主まで、出会った人一人一人と真剣に向き合い、それぞれの幸せのためにどこまでも頑張る人情味溢れた気さくな方です。
若者から高齢者まで、みんなマーサさんが大好きになって、「また会いたい!」と思ってしまうんです。ビジネスマンとしても、一人の女性としても、私はこんな魅力的な人を知りません。』
応援してくれる人がいるって素敵ですね。
ピアニストとしての活動や旅行家として育まれた感性と、マーケティングやコミュニケーションのコンサルタントとしての言葉や現実対応力との調和が、小気味良い人生を作り出している人なのかと感じています。
以下抜書きまとめです。
■フランソワーズ・ジロー
ピカソと暮らし、別れ、自立した女性
「毎朝、キャンパスに向き合う前に、大切にしていること。それはエネルギーを寄せ集め、アイデアを瞬間的に光らせ、これから自分が生み出そうとしている形や色彩への感情を確信に近いレベルまで高めること・・・」
■プロへの道
「なりきった」者が勝つ
■「わりキル」と
生きるのが楽らしい
■「やりキル」と
自分が納得できる
■仕事をしていて
「感謝し合える」ことは最上の喜び
■マーケティングという言葉
21世紀までの価値観だったかもと思うこともあるが、視点を変えてそんなことはないと改めて思い直す
自分を世の中で活かす 、いきいき生きるための居場所を求める
そのためには応援者・協力者がいなければ成り立たない
目先のことではなく社会に役立つ存在になれるように自分を仕向けていけること、その意志をなくさないこと
■情報
「情」が報じる
「私という人間」こそが発信するメッセージ
■表情
「情が表れる」
人は決して情報を伝えているのではなく、感情や意志を伝えている
豊かな表情が人々を豊かにする
■「媒体」
社会においては、一人一人が誰かの「媒体」
その存在の重さを意識して、行動すべき
どうせならば、人が幸せになったり、元気になったり、いい化学反応を引き起こす「良性の媒体」になりたい
■いいとこ探し
より細やかな意識が必要かもしれないが、その習慣づくりは良いことづくめ
人の「いいところ」を探す
そして
自分の「いいところ」も意識する
【本日の紹介書籍】
【書評ブログ関連エントリー】
本書の紹介として色々書きましたが、単に芸術系の活動をしている人の感性が好きなんだということなのかとも思っています。
「芸術起業論」村上隆
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10316424995.html
「何もしないプロデュース術」小山登美夫
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10296252978.html
「佐藤可士和のつくり方」佐藤悦子
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10292825048.html
【おすすめ勉強会】
自己探求型ブランディング研究会という場所でイベントしています。
9月9日がご先祖ワーク、9月28日がエネルギーワークの会です。
http://kokucheese.com/main/host/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%8E%A2%E6%B1%82%E5%9E%8B%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A
U理論の勉強会の運営を手伝っています。次回は9月21日です。
http://inlakech.worldchange.jp/
富田欣和師匠の勉強会(9月15日)に参加する予定です。
http://kokucheese.com/event/index/16238/
【編集後記】
最近2才のももちゃんが夜中に「パパ抱っこして~」と言われます。
かわいいと思える時期は一瞬だと先輩パパ方には言われているので、頑張りたいと思いつつ、八光流柔術の練習後の筋肉痛の最中、日々成長し目方を増やしてくれているももちゃんを抱っこしながら、自分の体力の限界をかんじつつある齢35歳です。
妻似のももちゃんにはまだしばらくたどたどしい日本語でいて欲しいと願う愛妻家書評ブロガー石井でした。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。