ドバイのチョコレート屋さん、マーザム・チョコレートが
ドバイ・デザインウィークに関連してワークショップを無料で開催するというので
子ども向けのプログラムを予約して行ってきました。
マーザム・チョコレートのお店は、倉庫を改造たギャラリーやアートショップが建ち並ぶ
おしゃれエリア・Alserkal Avenueにあるのですが、
ワークショップは、デザインウィークのメイン会場である
d3（Design district）の建物内にて11月から12月上旬の毎週末に開催されていました。
ここ、d3には日本のラーメン屋さんYUIがあります。
YUIはこの春くらいにオープンしたのですが、
夫がいたく気に入り、夏休み、私たちが日本に一時帰国している間
毎週末のように通っていたのだそうです。
そこでこの日は、ワークショップ前に、
久々のラーメンを啜るのを楽しみにしていたのですが…
なんと…お休み！
ええー、土曜日ですよぅ…礼拝日の金曜ならまだわかるのですが…
d3でずっと気になっていた、雑誌Bazaarのカフェもやっぱりお休み。
どうしよう…ときょろきょろしていましたら、
お向かいのCraft Cafeが開いていたので、こちらに行きました。
さすがデザインディストリクトのお店で、内装が可愛い！
天井に小鳥たちがぶら下がっています。
私はつーこに食べさせやすそうな、オムレツを。 
おぉ、ラーメンだ
近くに、もう一軒やってるお店がありました。
ここはどうやらペルー出身のシェフがプロデュースしたお店らしく
なるほど、確かに南米の雰囲気です。
ヨーロッパなんかで流行ったペルー料理のお店は、ドバイにもけっこうあります。
卵白のみのオムレツに、アボカド、ほうれん草、マッシュルームが入っています。
ふわっふわです
卵白だけだと淡白になるからでしょうか、味つけは強めでした。
ラーメン大好きはーこさん@6歳は、ラッキーでした‼︎
これ、メニューには170カロリーと書いてありましたが、
パンはカウントしてないよね⁈たぶん…。
メニューにラーメンがありました
なぜかスープの項目の中に（笑）
どんなお店でもラーメンを探してあげるのは、母の愛ですよ
で、運ばれてきたラーメンはと言うと、
一瞬サラダか⁈と思ったくらい、具がこんもりと載った麺でした。
えっ汁なし…？
と思いきや
と思いきや店員さんが、やかんでスープを運んできました。
そしてこれがおいしかった！
ラーメンにしてはさっぱり、ラーメンというよりフォーみたいなスープですが
米粉と書いてあった麺は、思ったより黄色く、卵麺っぽい味わいです。
具も大きな椎茸にほうれん草にと、たくさんのってて嬉しい
ラーメンと一緒なら、子どももよく食べてくれます。
普通のラーメンを食べにいくより、よかったかも
イタリア料理屋さんのLARTEです。
なぜかお店の窓全体に、ルブタンのロゴが…！
さて、本題のワークショップ会場にやってきました。
なんでルブタン⁈ほんとにルブタン？
あとから調べたら、このお店はイタリアの色々なブランドとコラボするお店なのだそうですが
フランスのルブタンとも協働してるのでしょうかね…⁈
中を覗いてみたかったなあ…。
靴といえば、最近近所のモールで、ジミー・チューの香水をプロモーションしてました。
メンズ用でしたが、なかなかいい香りでした
ジミー・チューは調べてみたら、69歳マレーシア出身。
勝手にもっとおじいさんだろうと思ってたルブタンは54歳でした。
めちゃくちゃ話が逸れましたが、ドバイにいるとついつい靴に関心が向きます
コンクリート打ちっぱなしのスペースに、ゴザみたいなのが敷かれていて
チョコレート屋の受付カウンターがぽつんと置かれています。
人もいないし、見つけるのが大変でした
商品が展示されています。
インド、ベトナム、インドネシア、パプアニューギニア…
さまざまな国から集めたカカオを65%、75%、などと濃厚なチョコレートにしています。
1枚1000円くらい、と、なかなかの高額
でも包装が可愛くて、誰かにプレゼントしたくなるんですよねー
デザインウィークの特別包装もありました。
こちらはシェイカ・ワファ・ビント・ハシェー・アル・マクトゥムのデザインによるもの。
シェイクは王族の男性、シェイカは王族の女性、
アル・マクトゥムとは「マクトゥム家の」、
すなわちドバイ王家の女性によるデザインです。
しかし、可愛いですね、コラボデザイン
この、キューバの包装紙も好き
そして、これがいちばん可愛いかも！と思ったのが、
ちなみに「ビント」は○○の娘という意味、
すなわち「マクトゥム家のハシェー氏の娘であるワファ姫」って感じです。
（参考までに、ビン・ラディンはラディンの息子という意味で
アル・カイーダのオサマ・ビン・ラディンは、サウジアラビアで建築会社を営むラディン一族の息子です）
どのくらいの親戚なのかな、と調べてみたら、現ドバイ首長のsecond cousin once removedだそう。
second cousinというのがこのくらいの縁らしいので…
once removedとなるとだいぶ遠いな...王族、幅広し！
味はキャメルミルクにカルダモンとサフラン入りの、アラビアンフレーバー
おいしかったです
他にもカビーサ味（オマーンのカルダモンをきかせたプリン的なお菓子）や
ハルヴァ味（スパイス、ナッツを油で固めたお菓子）などがありました。
Sheikha Hind bint Majed Al Qassimiとのコラボ作品。
白一色に、レースのようなエンボス加工がとっても可愛いです。
同じテイストのうつわも展示されていました。これ、欲しい〜！！！
子どもたちにはなかなか難しい…。
はーこはお友達と、好きなモチーフを描きまくり。
欲しいけれど、繊細で私には使いこなせなさそう...
ついでに下のお盆も可愛いですね。
カシミ家はドバイのお隣の首長国・シャルジャの王族です。
Sheikha Hindは陶芸家として精力的に活動されておられるようで
他の作品も、とても素敵です
うん、素敵
さて、ワークショップが始まりました。
お友達と我が子の日本人だけかと思ったら、いつのまにかアラブ系の姉妹もやってきました。
雑誌での告知を見て、絶対参加したい‼︎と予約したけれど
予約するまでもなかったかな…
まずはチョコレートのテイスティングです。
カカオからチョコレートまで、作り方についての解説を聞いたあと（娘たちが理解できたかは不明）
5種類のチョコレートを食べて、なんの味なのかを当てます。
特にサフランなんて、普段口にしていません
でも、バラは香りで当てられました
後半は包装紙のペインティング。
はーこは大人が石鹸っぽい…と言っていた、バラがお気に入り
私はオレンジとシナモン、夫は海塩入りが好みでした。
デーツとフェンネル入り、もドバイっぽくて良かったなあ
絵の具、水彩の色鉛筆、色ペンなど様々な画材が用意されていて
それぞれ自由にデザインしていきます。
つーこ@3歳は、筆に水をつけすぎで、紙がべっしょべしょ
どどめ色のパッケージができあがりました。
虹に蝶、お姫さま、ネコ…女子だなあ
つーこがアンパンマンを描いてー！と言うので
私も紙を1枚いただいて、お絵かきしました。
d3、一度は子どもたちと来てみたかったんですよね。
オリジナルのパッケージを作ったら、
中身のチョコレートを買うように言われるかと思いましたが
そんなことはなく…
好きなだけ描きまくって終了。お姉ちゃんたちはずいぶん時間がかかりました
あっちこっちのオブジェで、写真を撮りまくりました
特にこの椅子？が子どもたちのお気に入り。
ぐるぐるまわして遊んでました。
午前中はまばらにしか人がいませんでしたが、
午後はすこし賑わってきて、
インド人のお兄さんたちもこの椅子にのんびり座ってました。
嬉しそうな顔をしながら、イヤホンで通話している人がたくさんいます。
故郷の家族や友達に電話してるのかなあ…。
楽しい1日でした
2人子連れで赴任帯同、誰かのお役に立てればとブログを書いております。ドバイ生活は2年目です。
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