唐津市放課後児童支援員会ワールドカフェ「現状どうしたい?」。3時間があっという間。 | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

こんにちは、さとさんです。



佐賀に行ってました。

唐津市放課後児童支援員会主催のイベントで、午前中はバルーンアート・パフォーマンス。午後は支援員さんの話し合いをファシリテート。

午前中の様子は、佐賀新聞にも掲載されたんですよ。



午後は唐津の児童クラブをもっと良くしたい皆さんで話し合い。

どんな事が話し合いたいですか?という質問に、たくさん付箋に書いていただいた。

それを出し合って、全員で眺めてみる。

「現状どうしたい?」

という付箋に集約されている感じだったので、テーマにしました。



感想をいただいていますよ。

『さとさんと学童を語ろう』
今の現状をどうしたいか?
グループにわかれ、ワークショップ!
あっという間の3時間‼️
本音の語り合い
聞く
キーワード
学童だからできること!
支援員の仕事って、楽しすぎる😆

“子どもたちの笑顔のために”をよりいっそう考えるようになった。

午後からの語ろう会ではたくさんの刺激を受け、自分を見つめ直すいい機会になりました。今回は遠いところありがとうございました。

相手の話を聞いてあげる
肯定してあげる

と強く意識するようになった。


こんなことしました

参加者さんは13人。

3つのグループに分けて、話し合いスタート。

形式はワールドカフェでやりました。

時間はたっぷり3時間。

子どものはじける笑顔を!と児童クラブをよくしたい皆さん。あえて「現状どうしたい?」という漠然過ぎるテーマで投げてみた。

このテーマは理事長さんからの提案。

徐々に話し合いが深まっていく。

抽象的なところで、行き詰っているときには、より具体的に見つめることを促す。

現状をどうしたいかは、参加した一人ひとりが持っている。

それを互いに共有し、そのために何ができるか?を話し合っていく。

ファシリテーターって何してるの?

一見、簡単そうなことなんだけど、道をそれずに、互いに意見を出し合うって、なかなか難しいんだよね。

そこを見つけて、一つ一つ深いところに踏み込んでいけるようにファシリテートします。


例えばね。

児童クラブのことを知ってもらいたい!と発信をしたい。

と、グループで出てきました。

これでは、なぜ発信したいのか?がわからない。

そういう発信は、伝わらないもんなんでね。


さと 「それは、なぜ知ってもらいたいの?」

参加者「児童クラブの大変さを知ってもらいたいから」

さと 「なぜ、大変さを知ってもらいたいの?」

参加者「支援員の仕事の大変さを知ってもらいたいから」

さと 「大変さを知ってもらいたいのはなぜなんだろう?」

参加者「…」

さと 「こうやって、Why?を5回繰り返したりするんだよ」

参加者「ひえーーーーー」


「知ってもらいたい」の先に進むWhy?

これが重要でね。

ついつい、改善点を相手に伝えることに意識が集中して、改善した後の児童クラブがどのようになっているか?と相手に伝えることを忘れがち。

唐津市の放課後児童支援員会さんのTシャツに書いてあるスローガン。



子どもたちのはじける笑顔のために。

これも、やっぱり理由があるはずなんだよね。

その理由は、いったい何なのか?

一人ひとり色々な見方がある。

放課後の時間にはじける笑顔で過ごした子どもたちは、どうなっていくのか?

そこが共有できていると、支援員の仕事も一貫性も出てくる。

共有できているからこそ、そのために何をしたらいいかが分かりやすくなる。


運営母体にどうやって伝える?

児童クラブの実態を知ってほしい対象は、保護者さんと運営母体。

例えば、運営母体に実態を知ってもらいたいときに、大きく2つある。

「こんなに大変なんです」
「こんなに良いことをしているからなんです」

ついついね、知ってほしいことを伝えようとすると、問題点を前面に伝えてします。

もちろん、問題点を改善していくためには必要なことだけど、そればかりではぶつかってしまう。

正しさをぶつけると、ほぼ間違いなく相手の正しさが帰ってくるというのは、決まっている。

だからこそ、今回のようなバルーンアートイベントを支援員の皆さんが主催をし親子を集めて楽しい時間を過ごすことの重要性がある。

児童クラブって、楽しさを軸に色んなことを子どもたちに伝える場所。

大人にも楽しさを軸に伝えてほしいんだな。

イベントしている時に、直接話をしたり、新聞社に取材してもらったり、運営母体を招待したり…と色々なことできそうだよね。




いろんな角度で発信

話し合いの終盤は、「発信」がキーワードになっていました。

どうやって伝えるか?
誰に伝えるか?
何を伝えるか?

一人一人の意見を照らし合わせながら、今できること、これからやっていきたいことを言語化していく。

参加者さんもとても刺激的な時間を過ごされていましたよ。

だから、3時間、あっという間。

これからも、唐津市放課後児童支援員会の皆さんには、いろんな形で発信を続けてほしい。

そして、私もずっと応援します。

いっしょに、伝えていきましょう!!

直球勝負もいい。

楽しさを軸に伝えることも大切。

いろんな方法で思いを伝えていけば、仲間が増える。

その先に、必ずある。

はじける子どもの笑顔。


楽しさを軸にした児童クラブにしませんか?

学童保育のお悩み、一緒に解消しましょう。

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