【新着】ブラジル カクェンジ農園 イエローカトゥアイ・ナチュラル | 里芋とがらぱごすブログ

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アフリカ、中南米、東南アジア、オセアニア等のスペシャルティコーヒー豆とテイクアウトコーヒー、時々自家製スイーツを販売しています。

ブラジルの新着コーヒーです。

 

 

カクェンジ農園 イエローカトゥアイ・ナチュラル

 

 

優しい甘みと、程よ~いコク。

ベリー系のアロマが主体で、後味にちょっとキリっとした酸が顔をのぞかせ、風のように去って行きます流れ星

 

 

 

 

カクェンジ農園は、カップ・オブ・エクセレンスの1位を受賞したこともある著名な農園です

 

 

カクェンジ農園のある

 

ミナスジェライス州マンチケイラ・デ・ミナス

 

は、広義では

 

「カルモ・デ・ミナス コーヒー」

 

とされてきましたが、ブラジル・スペシャルティコーヒー協会によって

 

「マンチケイラ・デ・ミナス産のコーヒー」と単独産地に分類されるようになりました。

 

 

この地域は山岳地帯であるがゆえに、ブラジルの主要生産地域のような大型の機械が導入できず、生産コストを下げる事ができないハンデキャップがありました。

しかし豊かな自然と高品質な水資源に恵まれたエリアなので、早くから地域を挙げて徹底した高品質化を図り、国内でもいち早く、高品質で付加価値の高いスペシャルティコーヒーの生産を志しました。

そういった取り組みが単独産地と認識分類されることにつながり、現在では蓄積したノウハウで、ブラジルのスペシャルティコーヒーを牽引する名産地となりました。

 

 

 

私が初めてスペシャルティコーヒーイベント(SCAJ)に行ったのは確か2011年、2012年だったかな…知らんぷり

 

そこで飲んだブラジルのカップ・オブ・エクセレンス受賞コーヒーがめちゃくちゃ美味しかったのを覚えています。

 

日本ではブラジルコーヒーが昔から巷にあふれかえっていて、コーヒーの味と言えばブラジル、みたいな印象ですが(この職業を始めてそれに気づいたのだが絶望)あの時飲んだブラジルの味は明らかに私の知ってるブラジルじゃなかった。

 

残念ながら農園名は聞かなかったのですが、ブラジルコーヒーにあんなフルーティで複雑な美味しい(失礼)コーヒーがあるんだと度肝を抜かれたんですね。

 

今となっては舌が慣れて、もう一度あの時の味を戴いてもそれほどの衝撃は無いのかもしれないけれど…

 

 

 

ブラジル・スペシャルティの味わいはナチュラルと言えどもやはり穏やかな飲みやすい印象だと思います。


万人に飲みやすいのは変わらず、それにどれだけ付加価値が付いているのか。

 

ご自分の舌で、是非、確認してみて下さい指差し