こんにちは、日景聡子です。
乾燥肌というと冬という印象が強いですが、
夏にも皮膚が乾燥している方、結構いらっしゃいます。
特にお子さんは、プールに入ったり外で遊んで頻繁にシャワーを浴びたりで
肌が乾燥しやすくなります。
日焼けすることも乾燥肌に拍車をかけます。
「夏だから、肌が乾燥していてもスキンケアを頑張らなくて大丈夫だよね」
と思っている方も多いのですが、
実はここが落とし穴なのです。
乾燥肌は、皮膚の感染症を寄せ付けてしまいます
乾燥肌が続くと皮膚のバリアが壊れっぱなしになります。
すると細菌やウイルスが住み着きやすくなるんですね。
そして、乾燥肌が痒くてかきむしることで
あっという間に広がってしまいます。
例えばとびひや水いぼ。
夏にお子さんがなりやすい2大皮膚感染症ですが、
乾燥肌がベースになっていることが多いんです。
水いぼがあるとプールに入れない場合が多く、
この時期に皮膚科を受診されるお子さんが多いのですが、
私は水いぼをただ取って終わりにするのではなく、
保護者の方にスキンケア指導をするようにしています。
■夏の乾燥肌を放っておくと皮膚の感染症になりやすいこと。
その他、虫刺されが痒くてかきむしったことでとびひになる場合もあり、
「かかない」ことの大切さもお伝えするようにしています。
(と言ってもお子さんにはなかなか難しいので、
痒み止めの飲み薬を出す理由としてご説明しています。)
ほんのひと手間ですが、こうしたお話をすることで
乾燥肌から他の皮膚病へ繋がりにくくなります。
大人の方でアトピー性皮膚炎を持っている方も同じです。
この時期、とびひになって治療することは決して珍しくありません。
夏の乾燥肌対策は軽視されがちですが、
皮膚の感染症を予防するという意味もあるんです。
夏も洗いすぎには気を付けたいですね。

