こんにちは。 札幌出身・アメリカ在住の皮膚科専門医/美容皮膚科女医の日景聡子です。
 
先日、私のスキンケアに興味があると
メッセージを下さった方がいらっしゃいました。
 
「まず何から始めてみたらいいのでしょう?」
今日はそのお話です。
 
 

 

私の師匠とは

 

私の「頑張り過ぎない、必要最低限のスキンケア」、

当然、導いてくださった師匠がいます。

 

とてもシンプルなスキンケア、

そして私がノーファンデということで、

 

「さとこさんの師匠って、もしや、おじさま先生なんじゃ…」

と思う方もいらっしゃるかもしれません(笑)

 

違いますよー。

むしろ、真逆です爆  笑

 

 

東京の、いわゆる高級住宅街で

とっても美しく素敵な女医さんです。

 

 

 

 

私の目指すところ

 

私も最初、このスキンケアに出会った時は、

あまりにも今までの価値観と違ったため、

 

「私にはできないかもしれない…」

と思いました。

 

でも、半年くらいかけて

少しずつ実践すると、

私にはとても合っていたため、

他の方法には戻れなくなりました。

 

私と師匠は、美容に至るまでの道のりが違うため、

考え方に若干の違いがあります。

 

そのため、私なりに工夫をした結果、

自分の素肌が好きになる

明るい気持ちでメイクできる

を目指せるようにしました。

 

 

まず、試してほしいこと

 

今の自分のスキンケアを変えてみたいな、

 

あるいは、

このブログに書いてあること、

試してみようかな、という方。

 

 

まずは、ファンデーションと日焼け止めを、

石けんで落ちるものに変えてみて下さいニコニコ


メイク落としを使わずに、

よく泡立てた石けんで

皮膚をこすらずに洗ってくださいね。

 

2度洗いはしなくていいです。

 

きちんと落とそうとして

マッサージするのはNGですゲッソリ

 

洗ったあと、タオルで拭くときは

押さえるように優しくお顔に当ててください。

 

ゴシゴシはダメですガーン

 

石けんの種類ですが…

私の師匠は「純石けん」を勧めていました。

 

例えば、こういうのですね↓

 

(↑Amazonより画像をお借りしました)

 

注:このブランドのこれでなければ、

ということではありません。

 

石けん素地の割合が

99%~100%のものを「純石けん」と言っているのですが、

 

たまにパッケージが紛らわしく、

間違って買いそうになるので、

一例をご紹介致しました。

 

どうして純石けんが良いと言われるかというと、

含まれる界面活性剤がすぐに分解されるものだからですね。

 

界面活性剤も、随分と改良されてきてはいますが、

質の悪いものは、皮膚のバリアを破壊し、

乾燥肌・敏感肌を招いてしまいますショボーン

 

皮脂や保湿成分が

大量に奪われてしまいます。

 

食器洗い洗剤(強い合成界面活性剤入り)で、

手が荒れるのと同じ原理です。

油汚れ、しっかり取れますもんね。

 

ただ、純石けんだと

どうしても肌が乾燥するという方は、

違う石けんをオススメしています。

 

 

まずは最初の一歩から…
 

ファンデーションと日焼け止め、

そしてメイク落としを見直すだけで、

随分変わってきます。

 

まずはできそうなことから

始めてみてくださいね照れ

 

化粧水や美容液にお金がかかるから、

メイク落としは安物でいいや、というのは

大きな間違いですガーン

 

(純石けんが安いのは、

組成がシンプルだからです。

質が悪いわけではありません。

 

一方、値段が安いメイク落としは

強力な界面活性剤がたっぷりですゲッソリ

 

ぜひ、お手持ちのアイテムを

見直してみて下さいね。

 

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

【追伸】

 

現在は仕事をしていないため、

このブログでは公平性を保とうと思っています。

 

そのため、おススメとして

特定の商品名をこの場で出すのは

ちょっとためらわれます。

 

たまに、個人的に使っているものを

ご紹介することもありますが、

あくまでも参考までにご覧ください。

 

どうしてもオススメが知りたい、という方は

個別にメッセージを下さいませ。