す80年代洋楽を時系列に振り返るコーナー42回目です。
今回は1981年10月4~5週目分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
振り返りなので、メジャーなTOP10ヒットは推し以外の曲にもコメントします。
中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m
2位 Start Me Up - The Rolling Stones
アルバム『刺青の男』からの1stシングル。80年代ではストーンズ最大のヒットとなります。
アルバムが過去のアウトテイクから掘り起こして作ったというように、この曲も過去のアルバム・セッションでお蔵入りになってた曲をアレンジし直して再録音したんですよね。どうも当初はレゲエ調だったようです。確かにビートのスカスカな感じはレゲエの名残がありますよね。このスカスカの間をギターやボーカルがつないでいくグルーヴィーなスタイル、これぞストーンズですよね~。圧巻の存在感。間違いなく代表曲のひとつでしょう。アルバムも大傑作!もう何度聴いたか分かりません。そしてPVですね~。ミックの変態体操みたいな動きに何度笑わせていただいたか(爆)
7位 Hard To Say - Dan Fogelberg
2枚組のアルバム『The Innocent Ag』から2曲目のシングル・ヒット。邦題「風に呼ばれた恋」
爽やかな邦題なので歌詞がロマンチックな内容なのかと思ったら全然違いますね。むしろ、なんか重いです(苦笑)ゆったりしたアコースティックなバラードですが、サビのところでグッと盛り上がりますね。なんだか胸がいっぱいになる感じ。バック・コーラスにグレン・フライが参加してます♪
16位 Super Freak (Part I) - Rick James
リック・ジェームズの代表曲のひとつ。実は私が最初に聴いたのはMCハマーの「U Can't Touch This」のネタの方でしたが、この特徴的なベースのリフにはヤられましたね~。一発KOでした。
この程度のヒットに甘んじているのが不思議なほどインパクトがある曲だと思いますが、このニューウェーヴ・ファンクは、この時点ではちょっと早すぎたのか!?
22位 She's A Bad Mama Jama (She's Built, She's Stacked) - Carl Carlton
タイトルは韻を踏んでますが、歌ってる本人も名前が韻を踏んでます(笑)
そんなカール・カールトンですが、この曲よりもずっと前の1974年に「Everlasting Love」を全米6位に送り込んでいます。そちらは爽やかなポップ・ナンバーであまり黒っぽくないのですが、この曲はそんな事を忘れてしまうほどファンキーに弾けまくったディスコ・チューンでカッコいいです!
27位 Atlanta Lady (Something About Your Love) - Marty Balin
ジェファーソン・エアプレインおよびジェファーソン・スターシップの中心人物の一人、マーティ・バリンのソロとして大ヒットした「ハート悲しく」と同じアルバムからの2ndヒット。
「ハート悲しく」はちょっと水っぽい歌謡曲でしたが、この曲はすごくオシャレな感じ。AORっぽいけど、ふんわりしたドリーミーな感じや、味のあるボーカルはやっぱり個性的で光ってます。ジェファーソン・スターシップ時代の「ミラクルズ」をちょっと彷彿させるかな。実にいい雰囲気
29位 Alien - Atlanta Rhythm Section
アトランタ・リズム・セクションの最後のヒット曲。
爽やかさと哀愁が絶妙にブレンドされた好ナンバーです。サビのハーモニーが西海岸のバンドっぽくて良いですね~。元はサザン・ロック系ですけど、ブルースとAOR的な洗練をブレンドした渋カッコいいスタンスでブレイク。この曲も同路線のカッコよさを維持していると思います
35位 In The Dark - Billy Squier
アメリカのロック・シンガー、ビリー・スクワイアのブレイク作「The Stroke」に続くヒット。
「The Stroke」はハードなギターのリフが印象的なファンキーな曲でしたが、こちらはぐっと重たく哀愁漂うメロディアスなナンバー。後のLAメタルとかに通じるような感じもあるかな。カッコいい曲です!
というわけで、今回はここまで。
エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?