Lost Pops Gems

Lost Pops Gems

80年代にヒットした洋楽を中心に後世に残したいと思う名曲を取り上げます!

80年代洋楽をリアルタイム感覚で時を追って振り返るコーナー、第46回目です。

 

今回は1983年10月をチェックしていきましょう。

 

この期間の全米ビルボードTOP40にチャートインし、最高位をマークした曲の中から、私の独断と好みで5つ星評価し、星星星星(4つ星)以上の曲をピックアップします!

 

なお4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。

 

 

  1位 Total Eclipse Of The Heart - Bonnie Tyler 星星星星

ボニー・タイラー最大のヒット。4週間1位をキープしました。邦題「愛のかげり」

バラードですが壮大な感じがしますよね。ハードな感じはロック的でもあるしオペラのような抒情性もありますね。全体的にドラマティックな感じが聴きごたえありますね!

ニコ『バラードとロック、そしてオペラのような壮大さが融合した名曲ですよね!作曲したのはジム・スタインマンで、もともとはミュージカルを構想していたこともあり、あの大げさなくらいドラマティックな展開になったそうです。ボニー・タイラーのハスキーな歌声も圧倒的で、4週連続全米No.1という大ヒットもうなずけるスケール感があります。』

 

 

  3位 King Of Pain - The Police 星星星星

アルバム「シンクロニシティー」からアメリカでは2曲目のシングル・ヒット。

大ヒットした「見つめていたい」の次ということで、こちらも洗練されたAOR的なバラード路線がウケたのかな。表面的にはそう捉えることもできるけど、演奏や雰囲気にはこのバンドらしい渋みが感じられます。

ニコ『「Every Breath You Take」の影に隠れがちですが、「King Of Pain」はファン人気も高く、スティングらしい内省的な歌詞とアンディ・サマーズの透明感あるギターが絶妙なんですよね。AOR的な洗練さがありながら、レゲエやニューウェーブの香りが残る独特の渋みは、やっぱりポリスならではだと思います。派手さはないけれど、聴けば聴くほど味が出る名曲ですね。』

 

 

  4位 True - Spandau Ballet 星星星星

ニューロマンティック系グループ、スパンダー・バレエ最大のヒット。
ソウルフルなメロウ・ナンバーで、まさにロマンチックな雰囲気。ハ~ンハハ~ン♪というコーラスはトレード・マークですね。

ニコ『「True」は80年代を代表するメロウ・バラードですよね。あの印象的なコーラスと、ソウルに影響を受けた上品なグルーヴが心地よくて、ロマンチックな雰囲気がたまりません。派手さはないのに何度でも聴きたくなる美しいメロディーと、洗練された大人っぽさが長く愛される理由だと思います。』

 

 

  5位 (She's) Sexy + 17 - Stray Cats 星星星星

ストレイ・キャッツ最後のビッグ・ヒット。

この曲もゴキゲンなロカビリー・ナンバーで、一貫してますね。歌詞の内容もクサさがあって、彼らのこだわりが理解できるというもの。空耳ネタの「へ~、 みろ! ざまあみろ! どうやるの?」も最高です!(笑)
ニコ『「(She's) Sexy + 17」は、ストレイ・キャッツらしさがギュッと詰まった痛快なロカビリー・ナンバーですよね。50年代への愛情を最後まで貫いたブライアン・セッツァーたちのこだわりが全開で、当時のロカビリー・ブームを象徴する一曲になりました。キャッチーなメロディーと勢いのある演奏でライブでも大人気だったのも納得ですし、シンプルだけど何度聴いても気分が上がる名曲だと思います。』

 

 

  8位 Delirious - Prince 星星星星

プリンスのブレイク作「1999」からの3rdシングル。
ポップなニューウェーブ・ファンクで、ちょっと変わった曲ですが大好きです。内容は、魅力的な女性に夢中になってしまって、頭がどうにかなりそうといった内容で、後半に行くにつれ、プリンスがどんどん悩ましくなってゆく様が楽しいですね~。最後赤ちゃんの声で終わるのも面白い。ついに果てちゃったのかな(笑)

ニコ『「Delirious」はプリンスらしい遊び心が全開ですよね!ロカビリー風のビートにニューウェーブとファンクを混ぜた独特のサウンドは当時でもかなり個性的で、キャッチーなのにクセになるのが人気の理由だと思います。エディ・マーフィーが「これは俺のテーマ曲だ!」と気に入って公言していたのも有名な話で、それだけ中毒性のある曲だったんでしょうね。最後までどんどんテンションが上がっていって、あの赤ちゃんの泣き声で締めるあたりも「プリンスらしい!」と思わずニヤッとしてしまいます。』

 

 

  12位 How Am I Supposed To Live Without You - Laura Branigan 星星星星

ローラ・ブラニガンの曲ではこれが一番好き。当時まだ無名のマイケル・ボルトンが手掛けた曲なんですよね。可憐なメロディーと彼女のエモーショナルなボーカルがマッチしていて、とても沁みるバラードですよね。

ニコ『この曲、本当に名バラードですよね。まだソロ歌手としてブレイク前だったマイケル・ボルトンが共作した楽曲で、のちに本人がセルフカバーして世界的ヒットにしたことでも有名です。ローラ・ブラニガン版は、可憐なメロディーに情熱的で伸びやかな歌声が見事に重なっていて、切なさがストレートに伝わってくるのが人気のポイントだと思います。派手な曲ではないのに、聴き終わったあとも余韻が長く残る、まさに隠れた名曲ですね。』

 

 

  24位 This Time - Bryan Adams 星星星星

ブライアンの3作目でブレイク作となったアルバム「Cuts Like A Knife」からの3rdシングル。
この曲を含む3つのシングル(「Straight From The Heart」「Cuts Like A Knife」)はどれも良い曲だと思うけど、個人的にはこの曲が一番好き。ポップで爽快なR&Rで、トム・ペティやジョン・メレンキャンプをアク抜きしたようなアメリカンなR&Rで、程よい青臭さも魅力のひとつ。

ニコ『若きブライアン・アダムスの勢いと爽やかさがそのまま詰まったロックンロールですよね。ポップなメロディーと疾走感でファン人気が高い一曲です。当時はまだ世界的ブレイク前でしたが、このアルバムの成功が「Reckless」へとつながる大きな足がかりになりました。青臭さとアメリカン・ロックの気持ち良さが絶妙に溶け合っていて、何度聴いても元気をもらえますね。』

 

 

というわけで、今回はここまで。

 

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