90年代洋楽を時系列に振り返るコーナー6回目です。
今回は1990年6月分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
振り返りなので、メジャーなTOP3ヒットは推し以外の曲にもコメントします。
中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m
1位 Hold On - Wilson Phillips
女性3人組、ウィルソン・フィリップスのデビュー曲。
ママス&パパスのジョン・フィリップスや、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの娘さん達ということで、当時その話題性で鳴り物入りみたいな感じありましたよね。お父さんたちがリードした西海岸っぽいサウンドやハーモニーが活かされたポップでミディアムなナンバー。瑞々しさに癒されます
1位 It Must Have Been Love - Roxette
スウェーデン出身のポップ・グループ、ロクセットの3曲目のNO1ヒット。2週間1位をキープしました。邦題「愛のぬくもり 」
映画「Pretty Woman」のサントラからのヒットで美しいバラード。チャート成績が当時の人気ぶりを物語っていますが、個人的には、このグループは「The Look」以外は苦手。。。
1位 Step By Step - New Kids On The Block
こちらも当時、大人気のボーイズ・グループ。ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの3曲目のNO1ヒットで、3週間1位をキープしました。当時よく耳にしたキャッチーな曲ですね。まあ、アイドル感が凄いので当時は敬遠してた曲。この時代のバブルガム・ポップスみたいな感じかな。。。
3位 Poison - Bell Biv DeVoe
ボビー・ブラウンでも、ラルフでもジョニー・ギルでもない、その他の寄せ集め3人によるユニット。非常に失礼な言い方ですが、当時そう思ってた人は私だけでないはず。
しかしなんと、ジョニー・ギルやラルフをもしのぐ大ヒットに。どちらも当時主流のニュージャック・スウィングですね。ヒップホップを取り入れたキレのあるビートが刺激的!特に箸で茶碗でも叩くような冗談みたいなイントロのビートにはヤラれたな~。これと、甘くてソウルフルなブリッジのところが肝だと思います!
4位 Alright - Janet Jackson
バカ売れしたアルバム「リズムネイション」から4曲目のシングル・カット。
当時流行りのニュージャック・スウィングなダンス・ナンバーですね。大ヒットした派手なシングル群の中ではちょっと渋めではありますが、個人的には、これが番カッコいいんじゃないかと思うくらいイイ!PVも最高ですね~。
7位 Ready Or Not - After 7
アフター7はベイビーフェイスの兄らが中心となった3人組のグループで、プロデュースはもちろんベイビーフェイス。
デビュー・アルバムから3曲目のシングル・カットで、クワイエット・ストームなバラード。いや~名曲でしょうコレ!この甘酸っぱく切ないメロディーと甘~いハイ・トーンなヴォーカルにヤラれます。
8位 U Can't Touch This - M.C. Hammer
当時、ユニークなダンスとファッションで一世を風靡したMCハマー。そのMCハマーと言えば、この曲です。
元ネタはリック・ジェームズの「Super Freak」ですね。私はオリジナルよりもこの曲を先に聴きましたが、この独特のベースのリフにはハマったなあ。パフォーマンスも素晴らしいですね。30年も前なのに今見ても刺激的。最高位は意外に低く8位。存在感はNO1でもおかしくないのにね。MCコミヤの「倦怠期です」も忘れられません(笑)
11位 The Humpty Dance - Digital Underground
2Pacも所属していたことでも有名なヒップホップ・グループ、デジタル・アンダーグラウンドのデビュー・アルバムから出た初ヒット。
時代柄ビートはニュージャック・スウィングですが、Pファンク好きのバンドだけに、この曲にもそのセンスが出てますね。ダンサブルだけどヒップ・ポップの刺激的なビートとドス黒い怪しさがあります
29位 Cruising For Bruising - Basia
バーシア2曲目のTOP40ヒット。
シャーデーのようなUKソウル風の肌触りですが、UKじゃ全然売れてないんですね。ビックリ。ジャジーなグルーヴが洒落ていてカッコいい曲です!
というわけで、今回はここまで。
エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?