1990年8月 全米ヒット The Time, Babyface他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

90年代洋楽を時系列に振り返るコーナー8回目です。

 

今回は1990年8月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。


振り返りなので、メジャーなTOP3ヒットは推し以外の曲にもコメントします。

 

中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m

 

  1位 Vision Of Love - Mariah Carey 星星星星

マライア・キャリーのデビュー曲。4週1位をキープしました。

ゴスペルっぽいソウルフルなバラードで曲自体は地味だと思うけど、やっぱり歌唱力が圧倒的ですね。めっちゃ高音で歌うところはホイッスル・ボイスって呼ばれてて、初めて聴いたときは衝撃的でゾクゾクしちゃいました照れ

 

 

  2位 Cradle Of Love - Billy Idol 星星星星

ビリー・アイドルが90年代に入ってもこんなビッグ・ヒットを放つなんて、意外でした!

1987年の全米NO1「Mony Mony」以来のヒットですからね。普通ならこの新旧入れ替わりの激動の時代、忘れ去られてもおかしくない状況。でも、この曲カッコいいからね~。この人にしてはストレートで軽快な曲ですが、2位まで行ったというのはやっぱり凄いなあ。

 

 

  2位 The Power - Snap! 星星星星

ドイツのエレクトロニック&ダンス・ミュージック・グループ、「スナップ!」最大のヒット。

いかにも90年代!という感じの曲ですよね。ハウスのようなヒップ・ホップのような、これ系の音楽は詳しくないので多くは語れませんが、完全に踊らせることに特化したような曲でポップスとして聴くようなものじゃないのに、こんなに大ヒットしたというのが凄いことだと思います。実は下地はジェームス・ブラウンのファンクなのかもしれない。
 

 

  2位 Come Back To Me - Janet Jackson 星星星星

アルバム『リズム・ネイション1814』からのシングル・ヒットでクワイエット・ストームなバラード。

前アルバムからヒットした『Let's Wait Awhile』を連想させる美しいバラードですね。ささやくように歌う彼女の甘い声とドリーミーな雰囲気が絶妙ですね照れ

 

 

  3位 Rub You The Right Way - Johnny Gill 星星星星

ジョニー・ギルの3作目のソロ・アルバムからのシングル・ヒット。ニュー・エディション加入後としては最初のアルバムにあたり、ポップ・チャートでは初のチャート・インなのでニュー・エディション加入効果でしょうね、やっぱり。

プロデュースはジャム&ルイスで、軽快なダンス・ナンバー。ビートは当時のメイン・ストリーム、ニュージャックスウィングです。結構ハードなナンバーですが、ボーカルの迫力が凄いですね~。素晴らしいパフォーマンスニコニコ

 

 

  9位 Jerk-Out - The Time 星星星星スター

まさかザ・タイムが90年代に最大のヒットを放つなんて当時予想だにしなかったけど、プロデュース・ワークで飛ぶ鳥を落とす勢いだったジャム&ルイスが古巣に戻り、曲作りに積極的にかかわった結果ですね。当然プリンス色は薄くジャム&ルイスの音になっており時代にドンピシャはまったということでしょう。
めっちゃカッコいいダンス・ナンバーで、当時夢中になって聴きました。ジェシー・ジョンソンのギターも最高だな~。R&Bチャートでは当然といった感じの堂々1位。

 

 

  14位 Make You Sweat - Keith Sweat 星星星星

ニュージャックスウィングの第一人者、キース・スウェットの2ndアルバムからのヒット。

この曲もビートはニュージャックスウィングですが、ちょっとミディアムでグルーヴィーな感じ。結構渋いと思うけどカッコいいなあニコニコ

 

 

  22位 The Other Side - Aerosmith 星星星星

アルバム『Pump』から4曲目のシングル・ヒット。

キャッチーで、いかにもシングル向きな曲だと思います。最初にカットしてたらもっと上位だったかも。とにかく絶好調な感じが伝わってくる好ナンバー。ギター・ソロもカッコイイ!ちなみにこの曲の印象的なメロディーがフォー・トップスの「スタンディング・イン・ザ・シャドウズ・オブ・ラヴ」に似てるということでH=D=Hが訴えて、ライターのクレジットには彼らの名前も載っています。まあ確かに似てるか。

 

 

  30位 My Kinda Girl - Babyface 星星星星スター

ベイビーフェイスのブレイク作となったアルバム『Tender Lover』からの3曲目のシングル・ヒット。

ポップで爽やかなナンバー。すご~く軽いんですが、この軽さが心地いいんだよな。歌声も実に爽やかで魅力的。大好きですラブ

 

 

  35位 We're All In The Same Gang - The West Coast Rap All-Stars 星星星星

その名の通り、西海岸のラッパー達が集結してリリースしたナンバー。

ポップ・チャートでも名の知れたトーン・ロックや、ヤングMC、デジタル・アンダーグラウンド、そしてあのMCハマーも参加してます。他にもIce-TやDr. Dreなど、ヒップ・ホップに疎い私でも知っているような錚々たる名前が並んでます。シンプルでクールな曲ですが、いろんな個性的なラップ・スタイルが聴けて、とても楽しめます!曲の内容はPVを見るとかなりシリアスですが、ギャングによる暴力反対のメッセージ・ソングです。

 

 

というわけで、今回はここまで。

エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?ニコ