す80年代洋楽を時系列に振り返るコーナー40回目です。
今回は1981年9月2~4週目分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
振り返りなので、メジャーなTOP10ヒットは推し以外の曲にもコメントします。
中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m
2位 Queen Of Hearts - Juice Newton
カントリー系女性シンガー、ジュース・ニュートン2曲目のTOP10ヒットで最大のヒット。
オリジナルはUKのロック・シンガーのデイヴ・エドモンズの1979年の曲で、UKチャートでちょっとしたヒットになってます。オリジナルもいい味なんですが、こちらはより軽快なカントリー・ポップ調。ノリが良くて楽しい♪
20位 In Your Letter - REO Speedwagon
アメリカのロック・バンド、REOスピードワゴンの大ヒット・アルバム「禁じられた夜」からの4曲目のシングル・ヒット。
オーディーズっぽいポップな好ナンバーで、ちょっとエコーがかった感じもフィル・スペクター風かも。元々ハードなバンドでしたが、ここではロック色がまるで無いですね。こういう曲も柔軟に取り入れる姿勢が、このバンドが80年代にウケた理由のひとつなんでしょう。
22位 Breaking Away - Balance
アメリカのロック・バンド、バランスの一発ヒット。
1967年に「(We Ain't Got) Nothin' Yet」をヒット(全米5位)させたブルース・マグースの中心人物、ペッピー・カストロという人が中心になって結成したバンドで、ちょいチープなガレージ・ロック風だったブルース・マグースからは、ちょっと結びつかないポップで爽やかな曲で、AORのオムニバスなんかに入ってたりします。陽気な爽快さがツボで夏に聴きたい
32位 You Could Take My Heart Away - Silver Condor
こちらも一発屋ですが、この曲こそ隠れた名曲と呼ぶに相応しい!
西海岸のバンドらしい爽やかでポップなバラードですが、マイルドで穏やかな雰囲気は癒し効果たっぷり。コーラスもいいし、Cメロの美しさとスライドギターの隠し味、エンディングでのちょっとソウルフルな歌いっぷりなど魅力が満載。聴くほどに良さが滲み出てくるスルメ曲です
39位 Straight From The Heart - Allman Brothers Band
老舗サザン・ロック・バンド、オールマン・ブラザーズ・バンドの最後のヒット。
この日和った感じ、昔からのファンの当時の落胆ぶりが目に浮かびますが、こだわりのない爽やかなAOR好きの人にはスッと入ってくると思います。これは別物として楽しまないと。私はこの時代の空気をたっぷり吸いこんだこの曲の雰囲気が好きです
40位 I'm In Love - Evelyn King
1977年にデビュー曲「Shame」をTOP10ヒットに送り込んだイヴリン・キング。ポップ・チャートではギリギリTOP40でも、R&Bチャートでは堂々のNO1ヒットです。
ウネるシンセ・ベースがカッコいいダンス・ナンバーで、カシーフのプロデュース業としての初仕事にして大成功を納めた曲でもあります。このカシーフ、この後もソロやプロデュース業(ホイットニー・ヒューストンの「You Give Good Love」など)で名を上げていきます。
というわけで、今回はここまで。
エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?