1967年11月 全米ヒット Sam & Dave, Aretha Franklin他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー35回目です。

 

今回は1967年11月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。

 

 

  2位 Soul Man - Sam & Dave 星星星星星

「Hold On, I'm Comin'」に並ぶ彼らの代表曲で、R&Bチャートでは当然のごとく1位になってます。
これぞソウル!といった堂々とした歌いっぷり、ファンキーな演奏が最高ですね~。バックをつとめるのはBooker T. & the M.G.'s。後にブルース・ブラザーズがカバーして79年に14位までヒットさせてますが、このときのギターもスティーヴ・クロッパーなんですよね。

 

 

  4位 Express Way To Your Heart - Soul Survivors 星星星星

フィラデルフィア出身のグループ、ソウル・サヴァイバーズのデビュー曲。

サウンドはロックのようで、ソウルのようでもあります。ブルーアイド・ソウルと言ったらいいのかな。ファンキーでグルーヴィーな曲です。それもそのはず、プロデュースはギャンブル&ハフなんです。ということは、これもフィリー・ソウルってことですね!

 

 

  5位 Your Precious Love - Marvin Gaye & Tammi Terrell 星星星星スター

この二人のデュエット・アルバムから「Ain't No Mountain High Enough」に続く2曲目のシングル・ヒット。タミー・テレルにとっては最大のヒットでもあります。

ゆったりしたスウィートなソウル・バラードで、洗練された雰囲気がすごくイイ。ソングライターは「Ain't No Mountain High Enough」同様、アシュフォード&シンプソン。いい曲作りますねラブ

 

 

  8位 A Natural Woman (You Make Me Feel Like) - Aretha Franklin 星星星星スター

アトランティックでの3作目のアルバム「Lady Soul」からのヒット。

キャロル・キングとジェリー・ゴフィン作で、後のキャロル・キングのアルバム「つづれおり」でセルフ・カバーされた名曲ですね。この2つのバージョンはそれぞれに味があるので、比較すること自体ナンセンスかもしれませんが、アレサの迫力のあるダイナミックな歌いっぷりは、やっぱり圧巻ですね~。

 

 

  9位 I Can See For Miles - The Who 星星星星スター

アメリカではこれがザ・フー最大のヒット。邦題「恋のマジック・アイ」(これ、どういう意味!?)

彼らの曲の中でもポップな方なので売れて当然といった感じ。演奏もハードでド派手ってのも、このバンドらしいですよね。これぞロックといった感じで、実にカッコいい!当時ピート・タウンゼントの自信作にもかかわらず、本国UKでは10位止まり。もっと売れると思ってたようで、文句を言ってたそうな。

 

 

  12位 I'm Wondering - Stevie Wonder 星星星星

全米2位までヒットした「愛するあの娘に」の後にシングル・オンリーでリリースされた曲。

好調期ではありますが、ヒット成績としてはちょっと地味目かな。でも曲は好調そのもの。実にスティーヴィーっぽい曲で安定感が感じられます。ノリが良くて爽やか。溌溂とした歌いっぷりやハーモニカの音もいいなあニコニコ

 

 

  40位 Get It Together (Part 1) - James Brown 星星星星スター

ギリギリTOP40に引っ掛かった曲ですが、好調期のキレのあるファンク・ナンバー。

メイシオ・パーカーのホーンはじめ演奏が実にスリリングだし、疾走感があってカッコいい!これぞJBのファンキーの真骨頂でしょうニコニコ

 

 

というわけで、今回はここまで。

皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうかニコ