1990年4月 全米ヒット Lisa Stansfield, Quincy Jones他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

90年代洋楽を時系列に振り返るコーナー4回目です。

 

今回は1990年4月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。


振り返りなので、メジャーなTOP3ヒットは推し以外の曲にもコメントします。

 

中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m

 

 

  1位 Love Will Lead You Back - Taylor Dayne 星星星星

1988年のデビューからシングルは全てTOP10に送り込んでいたアメリカの女性シンガー、テイラーデインですが、6曲目のシングルにしてついに首位を獲得しました!邦題「愛に帰りたい」
ダイアン・ウォーレンがホイットニー・ヒューストンを意識して作った曲のようですね。確かにキレイ系のバラードですが、この人が歌うことでパワー・バラードっぽくなってるのが良いですね♪



1位 I'll Be Your Everything - Tommy Page

テイラー・デインから1週で首位の座を奪ったのはこの曲でした。
トミー・ペイジはアメリカのシンガーソングライターで、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのメンバーとの共作でした。当時一緒にツアーを回っていたようです。甘いというか青臭いというか、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのように、大人びたバラードをティーンの白人ボーイが歌った感じ。(当時彼は22歳ですが)う~ん、この手のやつはちょっと苦手だなアセアセなお今回調べて知ったのですが、2017年に亡くなられています。

 

 

  1位 Nothing Compares 2 U - Sinead O'Connor 星星星星


アイルランド出身のシンガー、シネイド・オコナーのアメリカでは唯一のTOP40ヒット。4週間も1位になってるんですね~。
オリジナルは1985年にプリンスが、自身がプロデュースするバンド、ザ・ファミリーに提供したゴスペルっぽい荘厳なバラード。ほぼ無名の曲だったのに、全米NO1になるポテンシャルを持っていたってことですよね。これを取り上げる人の鋭さがモチロン凄いんだけど、プリンス・ファンとしても伝説的なエピソードのひとつニコニコ

 

 

  2位 Don't Wanna Fall In Love - Jane Child 星星星星


カナダのシンガーソング・ライター。デビュー・アルバムからのヒットで唯一のTOP40ヒット。
見た目が鼻ピアスでイカついんですが、曲はテイラー・デインとかマライア・キャリーと比較されそうなポップでダンサブルな曲ですよね。リズムもボーカルもパワフルで好きだなあ~。曲作りも演奏、プロデュースもすべて一人でこなす才女で、女版プリンスなどと当時は呼ばれていたそうですニコニコ

 

 

  3位 All Around The World - Lisa Stansfield 星星星星スター

UKの女性シンガー、リサ・スタンスフィールドの代表曲ですね。UKでは1位になってます。

ビートはソウルIIソウルのようなグラウンド・ビート?つまり打ち込み感があるのですが、雰囲気は70年代ソウルっぽいですよね。本人も言っているようにバリー・ホワイトの影響を受けているようです。確かにバリー・ホワイトっぽい。曲も歌も実にソウルフルでグルーヴィー。そりゃR&Bチャートでも1位になるわけだよ。ストリングスもいい感じで、いつまでも聴いていたくなるほど心地イイ♪

 

 

  6位 Whip Appeal - Babyface 星星星星

大ブレイクとなった2ndアルバムから、3曲目のシングル・ヒット。

スウィートなバラードで、ベイビーフェイスの歌の魅力がタップり詰まっていると思います。特に後半の歌いっぷりがイイ!聴かせますね~。ちなみにタイトルの意味はセックス・アピールのスラングのようです。

 

 

  8位 Forever - Kiss 星星星星

「ラヴィン・ユー・ベイビー」以来11年ぶりのTOP40ヒット。

ポール・スタンレーとなんとマイケル・ボルトンの共作。AOR風バラードなんですが、昔からのファンにとってはこのヒットは微妙な感じ!?いい曲ですけどね。80年にコケちゃったバラード「Shandi」をちょっとだけ思い出しますが、あの曲が好きな人ならきっとこの曲も大丈夫だと思うラブ

 

 

  31位 The Secret Garden (Sweet Seduction Suite) - Quincy Jones 星星星星スター

クワイエット・ストームなバラードで、気だるくムーディー&セクシーな雰囲気が抜群に素晴らしい。なんと言っても特筆すべきは、バリー・ホワイト、エル・デバージ、ジェイムス・イングラム、アルBシュアの4人がソロをとるパフォーマンスです!ソウル・ファン垂涎ものの逸品。タマりません!

 

 

というわけで、今回はここまで。

エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?ニコ