60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー32回目です。
今回は1967年8月分になります。
この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップします
4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はで表現しています。
1位 All You Need Is Love - The Beatles ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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ビートルズ14曲目の全米NO1。邦題「愛こそはすべて」
この曲も数多い彼らの代表曲のひとつですね。ジョンの愛と平和のメッセージがストレートに出ている曲で、曲の存在感が大きいのですが意外にも1週しか1位になってません。ポップでキャッチーな曲ですが変拍子で結構難しい曲のようです。フランス国家から始まり最後に「She Loves You」のフレーズが出てくる演出も面白い。なお、この曲は当時「アワ・ワールド」という衛星放送で世界初の同時放送で披露されたことも話題のひとつ。日本でもめっちゃ早朝に放映されたようですが、この時代に生きていたらきっとワクワクして待ってたんだろうな~。
3位 Pleasant Valley Sunday - The Monkees ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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モンキーズ4曲目のTOP3ヒット。
この曲の作者はキャロル・キングとジェリー・ゴフィン。作曲陣が強力ですね~。キャロル・キングの「One Fine Day」を彷彿させるようなポップでノリのよいロック・ナンバーで楽しい♪ボーカルやコーラスもビートルズっぽいけど魅力的です
5位 Mercy, Mercy, Mercy - The Buckinghams ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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全米NO1「Kind of a Drag」で知られるアメリカのポップ・バンド、バッキンガムズの3曲目のTOP10ヒット。
この曲はジャズ・ミュージシャンのキャノンボール・アダレイが同じ年に11位までヒットさせているのがオリジナル。インスト・ナンバーでソウルフルで洒落た曲だったのを、歌をのせてR&Bナンバーに仕立てたのがウマい!味があっていい曲ですよ~
7位 Cold Sweat - Part 1 - James Brown ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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「Out of Sight」「Papa's Got a Brand New Bag」「I Got You (I Feel Good)」と、まだ創成期ともいえるファンク・ナンバーのヒットを飛ばしてきたJBですが、この曲で遂に彼のファンクのスタイルが完成されたような気がします。ボーカル含め各楽器が奏でるリズムが複雑に絡み合って、ガクガクと腰がうねるような真っ黒なグルーヴを作り出してますよね。スリリングな緊張感もあって、めっちゃカッコいいです!
10位 A Girl Like You - The Young Rascals ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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ラスカルズといえば全米NO1「Groovin'」が有名ですが、この曲は同じアルバムからの2ndシングル。
アルバムのオープニング・ナンバーで軽快で威勢のいいナンバー。まるでモータウン・ナンバーのような躍動感があって実に楽しい♪このバンドのソウルフルな魅力がたっぷり詰まってます!録音は結構ラフな感じですが、スタジオ・ライヴみたいな臨場感があって好きだな。
17位 To Love Somebody - The Bee Gees ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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ジャニス・ジョプリンやジェイムス・カーなど数多くのアーティストがカバーした名曲ですね。
元々はバリーとロビンがオーティス・レディングのために書きおろした曲ですが、録音する前にオーティスが航空機事故で亡くなってしまったのだそうです。オーティスは生前、彼らの作る曲を気に入っていたようです。オリジナルももちろん良いですが、いろんなR&Bシンガーに新しい命をふきこまれた曲。これからも色々なシンガーに歌い継がれてほしいな。
32位 The Sweetest Thing This Side Of Heaven - Chris Bartley ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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アメリカのR&Bシンガー、クリス・バートリーの1発ヒット。
作者は後にディスコ・ナンバー「Hustle」でチャートを席巻するヴァン・マッコイですが、この方は元々スウィート・ソウル系のナンバーを手掛ける方で、この曲も然り。ミディアムなスウィート・ソウルで、ハイ・トーンな声が実に美しいですね~♪
33位 Your Unchanging Love - Marvin Gaye ![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
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初期の傑作アルバム『Moods of Marvin Gaye』からのシングル・ヒット。このアルバムからはポップ・チャートで4曲のTOP40ヒットを出しており、R&Bチャートに至っては、なんと6曲ものシングル・ヒットを出しています。それだけ収録曲が粒ぞろいで充実しています。この曲は一番最後にヒットした曲で、ミディアム・テンポでマイルドなR&Bナンバー。凄く気持ちよさそうに歌っている彼の声が実に魅力的です!
というわけで、今回はここまで。
皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうか